Matterhorn

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Matterhornとは

Matterhornは、ノルウェー中部トロンハイムを拠点にしたプログレッシヴ・ロック/オルタナティヴ・ロックのプロジェクトだ。中心人物はヴォーカリスト/ベーシストのトミー・セバスチャン・ハルセトで、彼のソロ的な構想を軸に動いている。

活動の背景

ハルセトは以前、Atrox、Manes、Godsendといったノルウェーのバンドで活動していた経歴を持つ。Matterhornは、もともと別のバンドのオーディション用に準備していた素材を発展させる形で始まったとされる。曲を一気に作るのではなく、1曲に1年半ほどかけて仕上げることもあったようで、制作はかなり丁寧に進められている。

バンド名義ではあるものの、実際にはハルセトの構想を土台に、複数のミュージシャンが制作に参加する形が取られている。ギタリストのルーネ・エリクセン、ベーシストのエドヴィン・マティーセン、ドラマーのアンドレアス・ストゥーネス、リードギターのウィリアム・エルンストセンが加わり、さらにウォブラー、トリオスフィア、ディヴァイデッド・マルティチュードなど他のノルウェーのバンドのメンバーも関わっている。

音楽的な特徴

ハルセトは「特定のジャンルに縛られたことはない」と語っており、Matterhornの音楽もプログレッシヴ・ロック、オルタナティヴ、実験的な要素をまたぐ形で組み立てられている。曲作りは歌詞から始め、そこにヴォーカルとメロディを重ねていく方法を取っている。先に言葉を置いてから音を組み立てるやり方で、内容面と歌の流れを先に固める制作スタイルだ。

サウンドの軸としては、長めの構成や展開のあるロックと、オルタナティヴ寄りの感覚が並んでいる。加えて、ノルウェーのプログレ/ヘヴィ系の周辺で活動してきたミュージシャンが関わっている点も、このプロジェクトの輪郭を作っている。

テーマと作品

Matterhornは、いじめや精神衛生の問題など、人間の暗い面を扱うことがある。シングル「Aura Noir」でもその方向性が示されていて、楽曲のテーマはかなり具体的だ。感情を曖昧にせず、歌詞を起点に曲を作るという方針ともつながっている。

2020年にはApollon Recordsから初のフルアルバム『Outside』を発表した。ここまでの流れを見ると、Matterhornは短いスパンで作品を重ねるタイプというより、テーマと構成を詰めながら少しずつ形にしていくプロジェクトとして動いている。

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