Message

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Messageとはどんなバンドか

Messageは、1968年秋にドイツで結成されたプログレッシブ・ロック・バンドだ。中心にいたのはベーシストのホルスト・シュタッヘルハウスで、1970年春に英国人ギタリストのアラン・マードックが加入し、同年秋にはヴォーカルと管楽器を担当するトミー・マクギガンも加わった。ここで英独混成の編成が固まり、以後のバンドの基本形になった。

メンバー欄にはデイヴィッド・ハンセルマン、アン・ハイゲス、マノフレッド・フォン・ボーア、ヘルムート・フィヒトナー、トミー・ウェール、エミール・ヴィルト、アラン・マードック、トミー・マクギガン、ギュンター・クリンゲル、ライナー・ナゲル、ピーター・シュミット、ゲルハルト・シャーバー、ビリー・タブベルト、サミー・クニグの名前がある。長い活動の中で入れ替わりが多かったことが分かる。

結成から初期の流れ

シュタッヘルハウスは1960年代初頭から音楽活動の人脈を持っていた人物で、マードックはスコットランドのロックンロール・バンド「ザ・ウェイサイダーズ」の流れを汲む経歴を持つ。また、M15でアラン・“タフ”・フリーマンと共演していたという情報もある。こうした背景から、Messageはドイツのバンドでありながら、英国側のロック人脈ともつながりを持っていた。

1972年から1980年にかけて、Messageは計7枚のアルバムを制作した。活動の中心は70年代で、クラウトロック・シーンの中でも、英国出身メンバーを含む編成で存在感を示したバンドとして扱われている。

音楽的な特徴

ジャンルはロック、スタイルはプログレッシブ・ロックとクラウトロックに分類される。バンド名の並びから見ても、ギター、ベース、ドラムだけでなく、ヴォーカルや管楽器を含む編成が確認できるので、演奏面ではロック・バンドの基本形に加えて、プログレ寄りの展開や楽器の役割分担が入っていたはずだ。

ドイツのクラウトロック・シーンに属しながら、英国人メンバーを擁していた点は特徴的だ。一般的なドイツ産プログレやクラウトロックの文脈に置くと、国籍の混成による音作りや曲構成の違いが気になるところだが、ここでは少なくとも、英独の人脈をまたいで活動していたバンドとして整理できる。

メンバー変遷と活動後期

4作目の『Synapse』の後、トミー・マクギガンが脱退した。さらに1977年には創設メンバーのシュタッヘルハウスもバンドを離れている。その後はアラン・マードックがリーダーとしてバンドを継続し、複数回のメンバー交代を経ながら活動を続けた。

後期にはリード・ヴォーカルも入れ替わっている。『Using The Head』では別のシンガーが参加し、その後も別のヴォーカリストを迎えながら、『Astral Journeys』『Miles of Smiles』まで作品を残した。さらに、Brain Festivalのライブ・アルバムにもバンドとして参加している。

作品と活動の見どころ

  • 1968年秋にドイツで結成されたこと
  • 1970年に英国人ギタリストのアラン・マードックが加入したこと
  • 同年にトミー・マクギガンが合流し、英独混成編成が固まったこと
  • 1972年から1980年までに7枚のアルバムを制作したこと
  • 『Synapse』後にマクギガンが脱退したこと
  • 1977年に創設メンバーのシュタッヘルハウスが離脱したこと
  • その後もマードックが中心となってバンドを継続したこと

Messageを追うときのポイント

Messageは、ドイツのクラウトロック・シーンの中で、英国ルーツのメンバーを含んだ編成で活動したバンドとして見ると整理しやすい。初期の結成メンバーの経歴、70年代を通したアルバム制作、そして後期のメンバー交代の多さが、そのままバンドの歴史になっている。

まずは『Synapse』までの流れを押さえ、その後の『Using The Head』『Astral Journeys』『Miles of Smiles』へ進むと、バンドの変化が追いやすい。クラウトロックとプログレの両方に関心があるなら、チェックしておきたい名前だ。

参考: 関連ページ

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