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Midnight Magicは、ニューヨークを拠点に活動するエレクトロ/ファンク/ディスコ系のプロデューサー・チームだ。プロフィールでは American Electro/Funk/Disco/House producer team based in New York City とされている。編成は固定の小人数バンドというより、ライブでは4人から9人まで可変で動く形を取っている。
グループの起点はロサンゼルスにある。ティファニー・ロスとモーガン・ワイリーが出会い、音楽制作を始めたところから話が始まる。その後、ワイリーがニューヨークへ移り、ザ・ニュースクールで後のメンバーと知り合ったことで、グループとしての輪郭が固まっていく。
2005年にはロスもニューヨークへ移り、Fidelio名義で活動を開始した。この名前はのちにMidnight Magicへ変わる。ブルックリンのシーンで活動を重ね、2009年に現在の編成へ落ち着いたという流れだ。
コア・メンバーとして挙げられるのは、ニューヨークのアンダーグラウンド・ダンス・ミュージック・シーンで長く活動してきたモーガン・ワイリー、W・アンドリュー・ラポソ、そしてヴォーカルのティファニー・ロスだ。ここに複数の演奏者が加わり、曲ごとやライブごとに厚みのあるアンサンブルを組んでいる。
ジャンル表記は Electronic、Funk / Soul。スタイルには Funk、Synth-pop、Disco、Electro、Italo-Disco、Nu-Disco、Acid Jazz が並ぶ。実際の説明でも、宇宙的でコズミックなディスコ・アンサンブルを目指し、聴く人とリズムを一体化させるサウンドが特徴として挙げられている。
そのため、単に踊れるダンス・ミュージックというより、ファンクのグルーヴ、ディスコの推進力、シンセ主体の質感をまとめて鳴らすグループとして見られている。ライブ編成が大きく変わる点も、演奏の密度や音の重なりに影響している。
シングル「Beam Me Up」「Drop Me a Line」と、そのリミックス群でアンダーグラウンドのナイトライフ・シーンに定着した。その後、2012年にWalking the Midnight Streetsでフル・レングス・アルバム・デビューを果たしている。
この流れを見ると、クラブやダンス・フロアを起点に存在感を広げ、シングルとリミックスで支持を集めてからアルバムへ進んだ形になっている。ニューヨークの地下シーンで育ったバンドらしく、ライブとクラブの両方を意識した動きが目立つ。
Midnight Magicは、ニューヨークのダンス・ミュージック文化と結びつきながら、ファンク、ディスコ、エレクトロを行き来するグループだ。結成の経緯からしても、制作ユニットとしての側面と、ライブで鳴らすバンドとしての側面がどちらも強い。