Mo-I-Rana

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Mo-I-Rana

Mo-I-Ranaとは

Mo-I-Ranaは、1970年代に活動したデンマークのロック・バンドだ。1972年夏にデンマークで結成され、Day Of The Phoenixのオーレ・プレーンとハンス・ラウリセン、Culpeper's Orchardのニルス・ヘンリクセンとケン・グッドマンが合流した形でスタートしている。デンマークのロック・シーンで活動していたメンバーが集まった編成で、当時の流れをそのまま反映したバンドとして見てよさそうだ。

活動の流れ

結成後は編成の変遷を経て、1973年初頭には5人編成に落ち着いている。メンバーは、プレーンがギターとヴォーカル、ラウリセンがヴォーカルとギター、ヘンリクセンがギター、ピアノ、ヴォーカル、ソーキル・ニールセンがベース、グッドマンがドラムを担当していた。

1973年春には英国ツアーも行っており、ロンドン東部を拠点に活動していた。1970年代前半の北欧バンドとしては、地元だけでなく英国でも動いていた点がはっきりしている。

唯一のアルバム『Loners & Lovers』

Mo-I-Ranaのアルバムは、1973〜74年の冬にコペンハーゲンのローゼンバーグ・スタジオで録音され、1974年にPolydorから『Loners & Lovers』として発売された。この作品が唯一のアルバムになっている。

内容はブルースロックを土台にしつつ、プログレッシブ・ロックやクラシック・ロックの要素も取り入れたフォークロック寄りの作りだとされる。3声のヴォーカル・ハーモニー、ヴィブラフォン、弦楽器を使ったアレンジが入っていて、楽曲ごとの構成にも手をかけている印象がある。

演奏や作曲の特徴

このアルバムでは、The Band、Grateful Dead、Crosby, Stills & Nash、ニール・ヤングを思わせる要素が挙げられている。一方で、演奏の精度やアレンジの詰め方にはSteely Dan的な完璧主義があるとも評されている。

作曲面ではヘンリクセンが中心的な役割を担っていた。ギター、ピアノ、ヴォーカルを受け持つメンバーがいることもあって、曲作りとアレンジの両方で役割分担が見えやすいバンドだったようだ。

Mo-I-Ranaの位置づけ

Mo-I-Ranaは、デンマークのロック史の中で、既存バンドの出身メンバーが集まった編成と、ブルースロックからプログレ、クラシック・ロックまでを含むサウンドで記録されている。活動期間は長くないが、1970年代前半の北欧ロックの一例として追いやすいバンドだ。

『Loners & Lovers』は、シングル「The Chaser / Dirty Love」も含めて、当時のデンマーク・ロックがどんな広がりを持っていたかを知る手がかりになる作品として残っている。

ジャンル・スタイル

Rock Blues Rock Classic Rock Prog Rock
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