Modest Mouse

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Modest Mouse

Modest Mouseとは

Modest Mouseは、1993年にアメリカ・ワシントン州イサクワで結成されたインディーロック・バンドだ。プロフィール上はアメリカのロック・バンドで、スタイルとしてはインディーロック、オルタナティヴ・ロックに分類されている。

中心人物はアイザック・ブロック(Vo/Gt)で、ドラムのジェレマイア・グリーン、ベースのエリック・ジャディとともに、母親のトレーラーハウス脇に建てた小屋「The Shed」で音楽制作を始めたことが、バンド結成のきっかけになっている。

活動の流れ

初期の重要作としては、1996年の『This Is a Long Drive for Someone with Nothing to Think About』、続く1997年の『The Lonesome Crowded West』がある。特に『The Lonesome Crowded West』で、インディーロック・シーンでの評価を固めたとされている。

2004年には『Good News for People Who Love Bad News』を発表し、「Float On」「Ocean Breathes Salty」などのシングルがヒットした。この作品で、バンドはより広い層に知られるようになった。

2007年の『We Were Dead Before the Ship Even Sank』では、当時ギタリストだったダン・ガルッチの脱退を受けて、元ザ・スミスのジョニー・マーが正式メンバーとして参加した。制作ではアイザック・ブロックとジョニー・マーが共作する形が取られ、マーはレコーディング後のツアーにも同行している。その後、マーはクリブスに合流する形でバンドを離れた。

その後もModest Mouseはメンバーの入れ替わりを重ねながら活動を続けている。メンバー欄には、ジョニー・マー、ベン・マサレラ、ジョー・プラマー、エリック・ジャディ、ジェレマイア・グリーン、アイザック・ブロック、トム・ペロソ、ダン・ガルッチ、リサ・モリナロ、ジム・フェアチャイルド、ジョン・ウィックハート、ベンジャミン・ワイケル、デイビー・ブロゾウスキー、ラッセル・ヒグビー、キース・カーマン、ダモン・コックス、サイモン・オコナーらの名前が挙がっている。

音楽的な特徴

Modest Mouseの音楽は、インディーロックとオルタナティヴ・ロックを軸にしている。初期作品では、バンドの編成を生かしたざらついた演奏と、曲の展開の変化が目立つ。作品ごとにサウンドの輪郭が変わるところも、このバンドの特徴として追いやすい。

『Good News for People Who Love Bad News』では、これまでのインディーロック文脈に加えて、シングル曲の分かりやすさが前に出ている。「Float On」は特に広く知られていて、バンドの入口になった人も多いはずだ。

一方で、ジョニー・マーが参加した時期には、ギターのフレーズやアレンジの組み立てに変化が見える。アイザック・ブロックの曲作りに、別のギタリストの視点が入った時期として見ておくと分かりやすい。

シーンでの位置づけ

Modest Mouseは、アメリカのオルタナティヴ/インディーロックを代表するバンドの一つとして扱われている。『The Lonesome Crowded West』でシーン内の評価を固め、『Good News for People Who Love Bad News』で一般層にも届く曲を出した流れは、バンドの歴史を追ううえで重要だ。

また、複数回のグラミー賞ノミネート歴がある点からも、インディーの枠に収まらない存在として見られてきたことが分かる。活動の長さと、作品ごとに編成や表情が変わる点も、このバンドの追い方を面白くしている。

主な関連情報

聴き始めるなら

まずは『The Lonesome Crowded West』で初期の輪郭を見て、次に『Good News for People Who Love Bad News』で代表曲を押さえる流れが取りやすい。そこから『We Were Dead Before the Ship Even Sank』に進むと、メンバー構成の変化も含めてバンドの動きが見えやすい。

Modest Mouseは、結成の経緯から現在までの流れを追うだけでも、インディーロックの変化をたどれるバンドだ。作品ごとの違いを比べながら聴くと、バンドの歴史がそのまま音に出ているのが分かる。

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