Museo Rosenbach

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Museo Rosenbach

Museo Rosenbachについて

Museo Rosenbachは、イタリアのプログレッシブ・ロック・バンドだ。サンレモ出身の2つのバンド「La Quinta Strada」と「Il Sistema」が合流する形で、1971年ごろに結成された。結成当初は「Inaugurazione Museo Rosenbach」という名前を名乗っていた。

活動歴

バンドが発表したスタジオアルバムは、1973年の『Zarathustra(ザラトゥストラ)』のみだ。この作品は、ニーチェの『ツァラトゥストラはこう語った』を題材にしたコンセプトアルバムとして制作された。表題曲は複数の小曲をつないだ組曲形式で構成されている。

アルバム発表当時の商業的な反応は大きくなかったが、その後はイタリアン・プログレッシブ・ロックを代表する名盤として評価が高まっている。バンドはアルバム発表後、1973年夏にライブ活動を行い、その後まもなく解散した。

音楽的特徴

Museo Rosenbachのサウンドは、ハモンドオルガンとメロトロンの使い方が大きな特徴になっている。演奏面では、キング・クリムゾンを思わせる緊張感、ディープ・パープルや初期ユーライア・ヒープに近いハードな質感、ジェスロ・タルに通じるフォーク的な要素が組み合わさっている。

さらに、PFMに連なるイタリアらしいクラシカルな感触も重なっていて、英米のロックの要素とイタリアン・プログレの文脈が同居している。『Zarathustra』では、その要素が長尺の組曲構成の中でまとまっている。

メンバー

  • Giancarlo Golzi
  • Pit Corradi
  • Alberto Moreno
  • Stefano Galifi
  • Enzo Merogno
  • Leonardo Lagorio
  • Walter Franco

聴くときのポイント

まずは『Zarathustra』の表題曲から入ると、Museo Rosenbachの特徴がつかみやすい。曲の展開、オルガンとメロトロンの使い方、ハードロック寄りのリフ、クラシカルな旋律の置き方がまとまっている。

1970年代前半のイタリアン・プログレを追うなら、PFMやBanco del Mutuo Soccorsoと並べて聴くと、当時のシーンの中での位置づけも見えやすい。Museo Rosenbachは作品数こそ多くないが、『Zarathustra』1枚で名前が残っているバンドだ。

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