Nu Genea

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Nu Genea

Nu Geneaとは

Nu Geneaは、イタリア・ナポリ出身のマッシモ・ディ・レナとルーチョ・アクイリーナによるデュオだ。2014年に結成され、当初は「Nu Guinea」という名前で活動していたが、2021年6月17日に現在のNu Geneaへ改名した。名称変更については、文化的な借用や盗用と受け取られかねない点を避ける意図があったとされている。

活動の軸

彼らの作品は、出身地ナポリの音楽的ルーツを起点にしながら、地中海周辺の音楽を掘り下げて再構成する流れで整理できる。ディスコ、ブギー、ジャズ・ファンク、バレアリック、カンツォーネ・ナポレターナを横断する作りで、電子音楽、ジャズ、ワールド系の要素、ファンク/ソウルの感触がまとまっている。

サウンドの特徴

Nu Geneaの楽曲は、ダンスミュージックのリズムを土台にしながら、ナポリ方言やイタリア語を含む歌、ラテンや北アフリカ周辺の音楽感覚を組み合わせている。単純に現代的なディスコを鳴らすというより、地域の伝承歌や民謡、ジャズ・ファンクの手触りを素材として扱っている点が目立つ。

2022年の3rdアルバム『Bar Mediterraneo』では、イタリア語、ナポリ方言、フランス語、チュニジア・アラビア語の歌詞が使われ、マルズーク・メジリ、セリア・カメニ、トニー・アレンらが参加している。多言語の構成とゲストの顔ぶれからも、彼らが地中海をまたぐ音楽のつながりを意識していることが見えてくる。

ナポリとのつながり

Nu Geneaの音楽を理解するうえで、ナポリはかなり重要な場所だ。彼らはナポリの伝承歌謡であるカンツォーネ・ナポレターナを参照しつつ、地元の民謡や労働者階級の音楽もダンスフロア向けに組み替えている。

『Bar Mediterraneo』収録の「Vesuvio」は、ポミリャーノ・ダルコ出身の労働者階級バンド、エ・ゼジによる民謡をダンス向けにアレンジした曲として知られている。こうした作り方は、地域の音楽をそのまま保存するのではなく、クラブやディスコの文脈に接続する手法として整理できる。

メンバーと基本情報

  • メンバー: Lucio Aquilina, Massimo Di Lena
  • 結成: 2014年
  • 拠点: ナポリを出発点に、ベルリンでも活動していたとされる
  • 旧名: Nu Guinea
  • 改名: 2021年

関連する作品の見方

Nu Geneaは、電子音楽のプロジェクトとして見ても、ジャズやワールド・ミュージックの文脈で見ても、どちらにも収まりきらないところがある。ディスコやブギーのリズムに、ナポリの歌、地中海周辺の旋律、ジャズ・ファンクの編成感を重ねることで、地域性のあるダンスミュージックを作っている。

Bandcamp、Facebook、Instagram、SoundCloud、YouTubeなどで作品や映像を追えるので、アルバム単位だけでなく、ライブ感のある演奏や発信の仕方も含めてチェックしやすい。音の素材がどこから来ているかをたどると、彼らの音楽の組み立て方が見えやすくなる。

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