Oingo Boingo

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Oingo Boingo

Oingo Boingoとは

Oingo Boingoは、1979年にソングライターのDanny Elfmanが結成したアメリカのニューウェイブ・バンドだ。もともとは、Elfmanが1976年から率いていたシュールレアリスティックな音楽劇団「The Mystic Knights of the Oingo Boingo」から発展したグループで、そこからバンド形態へ移行した。

活動初期はスカやパンクの要素を取り入れたニューウェイブ・オクテットとして知られ、南カリフォルニアで人気を集めた。その後、1980年代半ばにはメンバー編成が変わり、よりポップ寄りの方向へ進み、1994年にはオルタナティブ・ロックへ大きく舵を切る。この時期にはバンド名を「Boingo」に短縮し、ホーン・セクションも外している。1995年のフェアウェル・ツアーでは再びOingo Boingo名義に戻し、ホーン・セクションも復活させて活動を終えた。

活動の流れ

Oingo Boingoの活動期間はおよそ17年に及ぶ。メンバー交代や編成変更が多く、サウンドにもその都度変化があった。とはいえ、初期から終盤まで一貫していたのは、ライブでの高いエネルギーと、ロック、スカ、ポップ、ワールド・ミュージックを混ぜた編成だ。

ライブバンドとしての評価も高く、演奏の勢いとアレンジの複雑さが同居していた。ホーン・セクションを含む編成は、ロックバンドとしてはかなり特徴的で、楽曲の中で管楽器が大きな役割を持っていた。

音楽的特徴

Oingo Boingoの音楽は、ニューウェイブを土台にしながら、スカのリズムやパンク由来の勢い、ポップの分かりやすさを組み合わせたものとして整理しやすい。さらに、曲によってはワールド・ミュージック的な要素も入る。ジャンルの境界を固定せず、編成の変化に合わせて曲調も変えていった点がこのバンドの大きな特徴だ。

初期はホーン・アレンジが前面に出ていて、管楽器のフレーズが曲の骨格を作っている場面が多い。後期になると、ギター中心のロック色が強まり、バンド名の短縮とホーン・セクションの撤去もその流れに対応している。

Danny Elfmanの背景

Oingo Boingoを率いたDanny Elfmanは、正規の音楽教育を受けていない独学の音楽家だ。高校時代にヴァイオリンを演奏していたほか、フランスやベルギーで前衛的な劇団Grand Magic Circusにコンガ奏者兼ヴァイオリニストとして参加した経歴もある。作曲はDuke Ellingtonの音楽を自分で採譜することで学んだとされている。

こうした背景は、Oingo Boingoの音楽にもそのまま反映されている。固定されたロックの型に収まりきらない構成や、演劇的な要素を含むステージングは、Elfmanの経歴とつながって見える部分が多い。

その後のDanny Elfman

ElfmanはOingo Boingoでの活動と並行しながら、のちに映画音楽の分野でも大きく活躍する。特にTim Burton監督作品との結びつきがよく知られていて、『ビートルジュース』『バットマン』『シザーハンズ』『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』『マーズ・アタック!』などで音楽を担当している。

テレビでは『ザ・シンプソンズ』のテーマ曲も作曲している。映画音楽だけでも生涯で50作近くを手がけており、Oingo Boingoのフロントマンだった人物が、映像音楽の分野でも主要な作曲家として定着した流れはかなりはっきりしている。

主なメンバー

  • Danny Elfman - ボーカル、ブラス、ヴァイオリン、ギター、パーカッション
  • Steve Bartek - ギター、ボーカル、パーカッション、ホーン・アレンジ
  • Johnny "Vatos" Hernandez - ドラム、パーカッション
  • Sam Phipps - テナー/ソプラノ・サックス、クラリネット、フルート
  • Leon Schneiderman - バリトン/アルト・サックス、フルート
  • Dale Turner - トランペット、トロンボーン
  • Kerry Hatch - ベース、ボーカル
  • Richard Gibbs - キーボード、シンセサイザー
  • John Avila - ベース、ベース・シンセ、アコーディオン
  • Carl Graves - キーボード、シンセサイザー
  • Warren Fitzgerald - ギター、ボーカル

チェックしておきたいポイント

Oingo Boingoを見るときは、単なるニューウェイブ・バンドとしてだけでなく、劇団的な出自を持つ編成、ホーン・セクションを含むサウンド、そしてDanny Elfmanの独学の音楽観がどう曲に出ているかを見ると面白い。ロック、スカ、ポップ、ワールド・ミュージックをまたぐ作りは、時期ごとの変化も含めて追いがいがある。

バンドとしての活動と、Elfmanの映画音楽家としてのキャリアは別の話ではあるが、どちらにも共通しているのは、既存の型にそのまま収まらない作り方だ。Oingo Boingoのディスコグラフィーをたどると、その変化の仕方がよく見えてくる。

Wikipedia / 公式サイト

ジャンル・スタイル

Rock New Wave Ska
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