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One Wayは、アメリカ・ミシガン州デトロイト出身のディスコ・ソウル/ファンク・バンドだ。もともとはSoul Partnersから発展し、その後One Wayとして活動を続けた。ジャンル表記はFunk / Soulで、スタイルにはSoul、Discoが入る。デトロイトらしく、ソウルとファンクを軸にしながら、ディスコの要素も強く持ったグループとして知られている。
メンバーにはAlicia Myers、Kevin McCord、Valdez Brantley、Al Hudson、Cortez Harris、Dave Roberson、Corky Meadows、John Brooks、Gregg Green、Jack Hall、Candyce Edwards、Lorrie Tice、Brenda Wiley、Jeanette Mackが名を連ねる。中でも音楽面の要となっていたのが、結成メンバーの一人であるベーシストのKevin McCordだ。演奏だけでなく、Al HudsonやDave Robersonとともにプロデューサー/アレンジャーとしても動き、グループのサウンド作りに深く関わっていた。
One Wayが最大のヒットを飛ばしたのは1982年だ。アルバム『Who's Foolin' Who』からの第2弾シングル「Cutie Pie」が、ビルボードのソウル・シングル・チャートで4位、ポップ・チャートで61位を記録した。この曲が、グループの中で最も知られる楽曲になっている。
この時期のリード・ヴォーカルを務めていたのは、1981年にAlicia Myersの後任として加入したCandyce Edwardsだった。彼女は1985年まで在籍している。
One Wayの音楽は、ソウル、ディスコ、ファンクの要素を組み合わせたものとして整理できる。リズムの強いファンク・ベースに、ソウルの歌唱とディスコの推進力が重なっている。MCA在籍期には、ソウル系ラジオ局で高い人気を保っていたという点も、このグループの音楽性と合っている。
Kevin McCordは、バンド内外で作曲・プロデュースを精力的にこなしていた。Alicia Myersのソロ曲「I Want to Thank You」を手がけたこともあり、One Wayの周辺で複数の作品に関わっていた。1970年代から80年代にかけては、R&B、ファンク、ディスコ、ブーガルーの分野で数百曲に関与したとされている。
One Wayは1980年から1988年までMCAレコードに所属し、長期にわたって活動を続けた。その後、1988年にCapitol Recordsへ移籍し、同年にラスト・アルバム『A New Beginning』をリリースしている。レーベルをまたぎながらも、80年代を通して一定の活動を保っていたグループだ。
Kevin McCordは1984年にインディー・レーベルPresents RecordsとChanceを立ち上げている。グループ活動の枠を越えて、制作やレーベル運営にも関わっていた点は、この時代のR&B/ファンク系ミュージシャンの動きとしても興味深いところだ。
また、One Wayの音源はWhosampledでも参照されており、後年のサンプリング文化の中でも接点を持っている。Facebookにはファンページもあり、今も作品が聴かれ続けている。
One Wayを追うと、80年代のソウルとファンクがどのようにラジオ向けのヒットへつながっていったかが見えてくる。まずは「Cutie Pie」から入ると、このバンドの輪郭がつかみやすい。