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Orange Juiceは、スコットランド・グラスゴーのベアーズデンで結成されたポストパンク・バンドだ。1976年に前身バンドとして活動を始め、1979年5月にOrange Juiceへ改名し、Alan Horneが率いるPostcard Recordsと契約した。レーベル第1弾として発表された「Falling and Laughing」は、Orange Juiceの最初のリリースでもある。
Orange Juiceは、パンクの攻撃的な空気に対して、ロマンティックで無垢な雰囲気を前面に出したバンドとして知られている。Edwyn CollinsとAlan Horneが立ち上げたインディー・レーベルPostcard Recordsの看板アクトとして動き始め、1980年に「Falling and Laughing」を発表した。Postcard Recordsは、その後「The Sound of Young Scotland」と呼ばれる流れの中心になり、The Smiths、Primal Scream、Belle and Sebastian、Franz Ferdinandなどにも影響を与えたとされている。
Orange Juiceの音は、ジャングリーなギターとファンク色の強いリズムが大きな軸になっている。そこにEdwyn Collinsの皮肉を含んだ歌詞と、独特の歌い方が重なる。ポストパンクの枠に収まりながら、ロックとポップの要素をはっきり持っているのが特徴だ。
特に1983年のシングル「Rip It Up」は、バンド唯一のUKトップ40ヒットになった楽曲で、UKシングルチャート8位を記録した。Chicを思わせるギター・ファンクに、Roland TB-303のシンセサイザー・ベースラインを組み合わせた曲としても知られる。TB-303を使った曲として初めて全英トップ10に入った作品でもあり、当時まだ新しかった機材をもとに、プロデューサーのMartin Haylesがプログラミングを担当して仕上げられた。
Orange Juiceには、時期によって複数のメンバーが在籍していた。主な名前は以下の通りだ。
Orange Juiceは、後のインディー・ポップの作り方に影響を与えたバンドとして語られることが多い。ジャングリーなギター、ファンク寄りのリズム、そしてEdwyn Collinsの歌い方を組み合わせたスタイルは、のちのインディー・バンドにとって参照点になった。Postcard Recordsの初期活動とあわせて見ると、Orange Juiceはグラスゴーのインディー・シーンを語るうえで外せない存在だ。