Pedro Santos

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Pedro Santos

Pedro Santosについて

Pedro Santosは、ブラジル・リオデジャネイロ生まれの打楽器奏者、作曲家、楽器開発者だ。1919年10月2日に生まれ、1993年2月23日に亡くなっている。Pedro dos Santos、Pedro Sorongo、Pedro da Luaといった名義でも知られている。

ブラジル音楽の現場を支えた打楽器奏者

彼は、バーデン・パウエル、エリス・レジーナ、マリア・ベターニア、エルザ・ソアレス、ミルトン・ナシメント、クララ・ヌネスら、ブラジル音楽を代表するアーティストのセッションに参加してきた。サイドマンとして多くの録音に関わり、打楽器で作品を支えた人物として知られている。

さらに、ポール・サイモンのセッションにも参加しているほか、アルトゥール・ヴェロカイのセルフタイトル盤にも名を連ねている。ブラジル国内外の制作現場で活動していたことがうかがえる。

楽器の発明にも関わった

Pedro Santosは演奏だけでなく、打楽器の発明にも取り組んでいた。電子バンブーやマウス・ベリンバウといった楽器を考案している。打楽器奏者としての活動と並行して、音色や演奏方法そのものを広げようとしていたことがわかる。

唯一のソロ作『Krishnanda』

彼が自身名義で残したアルバムは、1968年にブラジルCBSから発表された『Krishnanda』のみだ。プロデュースはタンバ・トリオのドラマー、エルシオ・ミリートが担当し、編曲はジョッパ・リンスが手掛けている。

この作品では、サンバ、ボサノヴァ、ロック、ファンク、サイケデリア、フィールド・レコーディング、クラシック、映画音楽的な要素が混ざり合っている。ジャンルをひとつに絞らず、打楽器の感触を軸にいろいろな要素を組み込んだ作りになっている。

作品のテーマと評価

『Krishnanda』の歌詞は、道徳、知覚、存在、自我といったテーマを扱っている。音の面だけでなく、内容面でも当時の一般的なブラジル音楽作品とは少し違う方向を向いている。

発表当時は同時代のミュージシャンに影響を与えたとされる一方で、その後は長く忘れられた存在だった。近年になって再発見が進み、ブラジリアン・サイケの稀少な作品として再評価されている。

Pedro Santosのポイント

  • ブラジル・リオデジャネイロ出身の打楽器奏者、作曲家、楽器発明家
  • 多くのブラジル音楽家の録音現場でサイドマンとして活動
  • ポール・サイモンやアルトゥール・ヴェロカイの作品にも参加
  • 自身名義のアルバムは1968年の『Krishnanda』のみ
  • サンバ、ボサノヴァ、ロック、ファンク、サイケデリアなどを混ぜた構成が特徴
  • 近年はブラジリアン・サイケの重要作として注目されている
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