Porter Robinson

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Porter Robinson

Porter Robinsonとは

Porter Robinsonは、1992年7月15日生まれのアメリカ人電子音楽プロデューサー/DJだ。ノースカロライナ州チャペルヒル出身で、Electronicを軸に活動している。初期は重厚なベースを前面に出したEDMプロデューサーとして注目を集め、その後はシンセポップやハウス、エレクトロ・ハウス、チルウェイヴの要素を取り込みながら、作品ごとに音の作り方を変えてきた。

初期のキャリアと『Worlds』

Porter Robinsonが広く知られるようになったのは、ベース感の強いEDMで存在感を示してからだ。その後、2014年のデビュー・アルバム『Worlds』で方向を大きく切り替えた。ここでは、ゲーム音楽を思わせる音響や、きらびやかなシンセ、感情を前に出したメロディが目立つ。クラブ向けの直線的な構成だけでなく、歌ものに近いフックや展開の作り込みが増えた。

『Worlds』は批評面でも商業面でも大きく成功し、累計13億回以上のグローバル・ストリーミングを記録している。Billboardの「2010年代のベスト・ダンス・アルバム」にも選出されている。

音楽性の変化

Porter Robinsonの特徴は、同じEDMの枠に収まりきらないところにある。初期のダンス・ミュージック的な強いビート感を持ちながら、『Worlds』以降はシンセポップ寄りの書き方が増えた。音のレイヤーは細かく、シンセの鳴り方やエフェクトの処理で曲の印象を作る傾向が強い。

また、メロディの扱いも重要だ。単に盛り上がるためのサビではなく、曲全体の流れの中で感情を運ぶ役割を持たせている。こうした作り方は、ハウスやエレクトロ・ハウスの機能性と、ポップ・ソングのわかりやすさの両方を意識したものとして聴ける。

『Nurture』までの時間と制作背景

『Worlds』の成功後、Porter Robinsonは創作面で行き詰まりを経験した。本人は当時、自分に対して厳しすぎる基準を課していたと振り返っている。その影響もあって、次作『Nurture』の発表までは7年かかった。

その間には、弟が希少で進行の早いがんと診断されるという家族の出来事もあった。制作が思うように進まない時期を経て、家族や友人の支えを受けながら回復していく過程が、2021年の『Nurture』に反映されている。

『Nurture』で扱われたテーマ

『Nurture』では、うつ病からの回復や、日常生活や自然の中にある要素を見つめ直す視点が前面に出ている。これまでの作品では比較的前に出ていなかった家族や愛といったテーマも扱われていて、音楽の内容が個人的な経験と結びついている。

サウンド面でも、きらびやかなシンセや電子音の処理はそのままに、より柔らかい輪郭のフレーズや、室内楽的な感覚を持つ展開が入っている。『Worlds』とは違う方向性だが、どちらもPorter Robinsonの作品としてつながっている。

「Shelter」とMadeonとの関係

2016年には、フランス人DJのMadeonとの共作曲「Shelter」を発表した。この曲はA-1 Picturesとのコラボレーションによるミュージックビデオも公開され、大きな話題になった。音楽だけでなく映像面でも注目を集めた作品で、Porter Robinsonの活動を知るうえで外せない一曲だ。

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ジャンル・スタイル

Electronic Chillwave Electro House House Synth-pop
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