Rage Against The Machine

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Rage Against The Machine

Rage Against The Machineとは

Rage Against The Machineは、1991年にロサンゼルスで結成されたアメリカのロック・バンドだ。メンバーはザック・デ・ラ・ロッチャ(ヴォーカル)、トム・モレロ(ギター)、ブラッド・ウィルク(ドラム)、ティム・コマーフォード(ベース)の4人で、略称はRATM、R.A.T.M.、あるいはRageとして知られている。

音楽性はオルタナティヴ・ロック、ファンク・メタルを軸にしつつ、ヒップホップ、ヘヴィメタル、パンク、ファンクの要素を強く取り込んでいる。政治性の強い歌詞や、社会に対する批判を前面に出したスタンスでも広く知られている。

結成からデビューまで

バンドは1991年に結成され、1992年にはエピック・レコードと契約した。同年のセルフタイトル・デビュー作では、ヒップホップとメタルを結びつけたサウンドを提示し、以後のラップ・メタルの流れに大きな影響を与えた。

「マシーン」というバンド名は、政治組織の幹部機構や集票組織を指す語でもあり、グループの左翼的な政治姿勢を示すものとして扱われてきた。音楽と政治意識が分かりにくく切り離されていない点が、このバンドの大きな特徴だ。

音楽的な特徴

Rage Against The Machineの中心にあるのは、ザック・デ・ラ・ロッチャの扇動的なラップと、トム・モレロのギター・リフの組み合わせだ。モレロはワウペダルなどのエフェクターを使い、パトカーのサイレンや工場機械の音を思わせる音作りを取り入れてきた。

さらに、ギターの弦をこすってターンテーブルのスクラッチのような音を出す奏法や、キルスイッチで信号を高速に切り替えることでスタッカート感を作る手法も有名だ。こうしたギター表現に、ファンク由来のベースライン、重いドラム、メタルの硬い推進力が重なっている。

楽曲の中では、ラップのリズム感とメタルの攻撃性がぶつかり合う構造がはっきりしていて、「Killing in the Name」はその代表例としてよく挙げられる。

活動休止と再結成

バンドは2000年10月に、ザック・デ・ラ・ロッチャの脱退をきっかけに解散した。その後、残るメンバーはサウンドガーデンのクリス・コーネルとともにAudioslaveを結成した。

Rage Against The Machineは2007年に再結成し、いくつかの公演を行った。2019年にも再結成が発表され、その後2024年1月に活動停止となった。活動の再開と停止を何度か挟みながらも、名前自体は長く強い存在感を保ってきた。

周辺プロジェクトとその後

2017年には、ザック・デ・ラ・ロッチャ以外のメンバーが、パブリック・エナミーのチャックDとDJロード、サイプレス・ヒルのB-リアルとともにProphets of Rageを結成した。このプロジェクトも、政治的なメッセージ性を前面に出した活動として注目された。

Rage Against The Machineは2023年にロックの殿堂入りを果たしている。活動の形は変わっても、90年代以降のロックやメタルの文脈で参照され続けているバンドだ。

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