Rufus

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Rufus

Rufusとは

Rufusは、アメリカ・シカゴ出身のファンク/ソウル・バンドだ。1970年代から1980年代にかけて活動し、ヴォーカルのChaka Khanを世に出したバンドとして知られている。代表曲には「Tell Me Something Good」「Sweet Thing」「Ain’t Nobody」がある。

バンドの成り立ち

Rufusのルーツは、1968年のヒット曲「Bend Me, Shape Me」で知られるシカゴのバンドThe American Breedにある。その後、バンド名はBreed、Smoke、The Gripへと変わり、最終的に雑誌『Mechanics Illustrated』の人生相談コラムのタイトルにちなんで「Ask Rufus」と改名した。

1972年、リード・ヴォーカルのPaulette McWilliamsが脱退する際、後任として推薦されたのが、当時Yvette Marie Stevensを名乗っていたChaka Khanだった。ここからバンドの存在感が大きく変わっていく。

Chaka Khan加入後の展開

Chaka Khanが加わったRufusは、ファンクとソウルを軸にした楽曲で注目を集めた。彼女の歌声を前提に作られた曲もあり、バンドのサウンドとヴォーカルの個性が強く結びついていた。

その代表例が「Tell Me Something Good」だ。Stevie WonderがChaka Khanの歌声を想定して書いた楽曲で、1974年のアルバム『Rags To Rufus』からシングルとして発表された。全米チャートでトップ5入りし、グラミー賞の最優秀R&Bデュオ/グループ・ヴォーカル・パフォーマンス賞も受賞している。

音楽的特徴

Rufusの音楽は、ファンクのリズム感とソウルの歌唱を中心に成り立っている。演奏面では、キーボードやベース、ギター、ドラムが前に出る曲が多く、そこにChaka Khanの強いヴォーカルが乗る形が目立つ。メンバーにはDavid "Hawk" Wolinski、Tony Maiden、John Robinson、Andre Fischer、Ivan Neville、Nate Morgan、Bobby Watson、Dennis Belfield、Chuck Colbert、Kevin Murphy、Ron Stockert、Al Ciner、Michael Thompson、Paulette McWilliams、Niki Haris、Yvette Stevensらがいる。

楽曲ごとに見ると、グルーヴを押し出す曲と、メロディをしっかり聴かせる曲の両方がある。「Tell Me Something Good」は前者の性格が強く、「Sweet Thing」はよりメロディの印象が残る曲として知られている。

「Ain’t Nobody」と後期の動き

もう一つの代表曲「Ain’t Nobody」は、キーボーディストのDavid "Hawk" Wolinskiが作曲した。1983年のライブアルバム『Stompin' At The Savoy』に収録された新曲4曲のうちの一つとして発表され、Rufusにとって最後のR&Bチャート1位ヒットになった。翌1984年には2度目のグラミー賞も獲得している。

この時期のRufusは、バンドとしての活動とChaka Khanの存在感が重なり合っていた。結果として、Rufus名義の作品でありながら、個々のメンバーの作曲や演奏もはっきり残る形になっている。

影響と位置づけ

Rufusは、シカゴ発のファンク/ソウル・バンドとして、1970年代のR&Bシーンで重要な位置を占めた。特にChaka Khanを送り出したことは大きく、その後の彼女のソロ活動にもつながっていく。

また、「Tell Me Something Good」や「Ain’t Nobody」は、バンドの代表曲として長く聴かれている。作曲面ではStevie WonderやDavid "Hawk" Wolinskiが関わり、演奏面では当時のファンク/ソウルの文脈が濃く出ている。Rufusをたどると、バンドの変遷、ヴォーカリストの交代、外部ソングライターとの関係まで見えてくる。

ジャンル・スタイル

Funk / Soul Funk Soul
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