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Sex Pistolsは、1970年代後半のイギリス・パンク・シーンを代表するバンドだ。John Lydon(Johnny Rotten)、Steve Jones、Paul Cook、Glen Matlockを中心に結成され、後にベースはSid Viciousに交代した。短い活動期間ながら、ロック史の中で非常に強い存在感を残したグループとして知られている。
バンドは1975年に始動し、1970年代後半にかけて注目を集めた。初期のラインナップは、ボーカルがJohn Lydon、ギターがSteve Jones、ベースがGlen Matlock、ドラムがPaul Cookという編成だった。その後、Glen Matlockの後任としてSid Viciousが加わる。
1978年のアメリカ・ツアー後に事実上解散したとされ、その後もJonesとCookが数年ほどSex Pistols名義で録音を続けた時期がある。1996年にはオリジナル・ラインナップで再結成し、以後は断続的にライブ活動を行っている。2024年にはJohn Lydonを除くオリジナル・メンバーが再集結し、Frank Carterをボーカルに迎えて公演を行った。
Sex Pistolsが全国的な悪名を広げた出来事として、1976年12月1日のイギリスのテレビ番組「Today」出演が挙げられる。この日は本来Queenの出演予定だったが、Freddie Mercuryの体調不良でキャンセルとなり、代役としてSex Pistolsが呼ばれた。番組中、司会のBill Grundyに挑発されたSteve Jonesが下品な言葉を連発し、そのやり取りが翌日の新聞各紙の一面を飾った。
1977年6月には、エリザベス2世の即位25周年を題材にした「God Save the Queen」を発表した。BBCなどで放送禁止の扱いを受けた一方で、チャート上位に入ったことが記録されている。同月には、テムズ川を航行するボート上でライブを行い、混乱の末に関係者が逮捕される騒ぎも起きた。こうした一連の出来事が、バンドの反抗的なイメージを強く印象づけた。
Sex Pistolsの音楽は、ロックを土台にしたパンク・スタイルが中心だ。演奏は短く、テンポは速めで、歌詞や態度の面でも既存の価値観への反発が前面に出ている。そこに、プロデューサーのChris Thomasによる比較的商業的な音作りが加わり、荒さだけで終わらないまとまりも持っていた。
代表曲として知られる「God Save the Queen」では、王室や社会への皮肉がはっきり打ち出されている。音そのものだけでなく、発表時の反応や周辺の騒動も含めて作品として記憶されている点が、このバンドの特徴になっている。
初期の中心人物としては、Lydon、Jones、Cook、Matlockの4人がよく挙げられる。ベースは後にSid Viciousへ交代している。
Sex Pistolsは、音楽活動そのものに加えて、メディアとの衝突や社会的な物議を通してパンクを広く知られる存在にした。特に1976年のテレビ出演と「God Save the Queen」の反応は、パンクが音楽ジャンルを超えて一般の話題になっていく流れに関わっている。
活動期間は長くないが、再結成やライブ活動を含めて、今も名前が参照される機会は多い。公式サイトやYouTube、SNSでも情報が発信されていて、バンドの記録は現在まで継続している。