Siglo Cero

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Siglo Cero

Siglo Ceroとは

Siglo Ceroは、1969年にボゴタで結成されたコロンビアのプログレッシブ・ロック・バンドだ。メンバーは、ベースのHumberto Monroy、イタリア出身のドラマーRoberto Fiorilli、ギター/ハモンドオルガン/ヴォーカルのJaime “Patrón” Rodríguezを中心に活動した。ジャンル表記はRock、Jazz、Latinで、スタイルとしてはExperimental、Psychedelic Rock、Prog Rock、Jazz-Rockが挙げられている。

結成の背景

1969年のコロンビアでは、Los SpeakersやLos Young Beatsといった先行バンドが解散していた。Siglo Ceroは、その流れのあとに生まれたグループとして位置づけられている。既存のロックの枠をそのままなぞるのではなく、即興や長尺の展開を前面に出した演奏を行っていた点が特徴として残っている。

ライブでの演奏スタイル

ウェブ上で確認できる情報では、Siglo Ceroのライブはかなり実験的だった。各メンバーが自分のパートをその場で組み立て、即興を軸にリズムを積み上げていく形で楽曲を作っていたという。ギター、ベース、ドラムのやり取りを中心に曲が進むため、当時のコロンビアではかなり先鋭的なバンドだったようだ。

唯一のアルバム『Latinoamérica』

1970年、独立レーベルZodiacoから唯一のアルバム『Latinoamérica』を発表した。内容は、単一の楽曲を「Viaje I」(A面)と「Viaje II」(B面)の2部に分けた構成になっていて、それぞれ約16分の長尺インプロヴィゼーションが収録されている。曲の作りはかなりシンプルで、演奏そのものの推進力が前に出るタイプの作品だ。

Festival de la Vidaへの出演

1970年6月27日には、ボゴタのパルケ・ナシオナルで開かれたコロンビア初の野外無料ロックフェスティバル「Festival de la Vida」に出演している。このイベントは、当時のコロンビア・ロックの動きの中でも重要な場として扱われている。Siglo Ceroがその舞台に立っていたことは、同時代のシーンとのつながりを示す出来事として見ておきたい。

解散後のメンバーの動き

バンドとしての活動期間は短かったが、メンバーはその後のコロンビア・ロック史にも関わっていく。Humberto Monroyは1972年に、コロンビア第2世代ロックを代表するバンドGénesisを結成した。Roberto Fiorilliも1971年にLa Columna de Fuegoを立ち上げている。Siglo Ceroの活動は長く続かなかったものの、解散後のそれぞれの動きが後進のシーンに影響を残した形だ。

Siglo Ceroの位置づけ

Siglo Ceroは、作品数こそ多くないが、コロンビアのロック史では重要な存在として扱われている。実験性の強い演奏、即興を中心にしたライブ、そして『Latinoamérica』のような長尺構成のアルバムは、この時期の南米ロックの中でもはっきりした個性を持っている。活動期間の短さと、残された記録の少なさも含めて、当時のシーンを知るうえで気になるバンドだ。

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