Vinyl Record Reviews
Social Loversは、ElectronicとFunk / Soulを軸に活動するグループだ。プロフィールでは、DJ Matty P、Megan Doherty、Joe Nunez、Chris Letson、Ryan Dohertyの5人組として紹介されている。ウェブ上の情報では、アリゾナ州フェニックスを出発点にしながら、現在はニューヨークとロサンゼルスを拠点に活動している。
バンドとしての出発点は2005年の高校時代にさかのぼる。そこでボサノヴァ、ディスコ、ファンク、ソフトロックの影響を受け、後に西海岸へ移って独自のサウンドを作っていった、という流れがプロフィールから読み取れる。本人たちはその音を「street funk with a splash of class」と表現している。
Social Loversは、LA、サンフランシスコ、シアトルといった都市の影響を受けたとされている。プロフィールでは「West Coast」を横断する存在として説明されていて、地域ごとの空気を取り込みながら、アンダーグラウンド寄りのサウンドを展開している。
一方で、ウェブ検索で確認できる情報では、拠点はニューヨークとロサンゼルスに置かれている。フェニックスから始まり、西海岸を経て、現在は東西の都市をまたぎながら活動している形だ。
ジャンル表記はElectronic、Funk / Soulで、スタイルにはBoogie、Funk、Nu-Discoが挙がっている。実際の楽曲紹介を見ると、ハウス、ファンク、ブギー、ディスコ、ソウルを横断する作りが中心になっている。
特徴として目立つのは、シンセを前に出したトラックメイクと、肩の力が抜けたヴォーカルだ。派手な展開を押し出すよりも、リズムの流れとキーボードの質感で曲を組み立てている印象がある。ヴォーカルは過剰に歌い上げるタイプではなく、軽いノリを保ちながらトラックに乗っていく。
ウェブ上では「Lover's Flame」と「The Light」が紹介されている。「Lover's Flame」は、80年代ニューヨークのシンセ感を思わせるストリート・ファンク/フリースタイル調のトラックとして扱われている。そこにMegan Dohertyの遊び心のあるヴォーカルが乗る構成だ。
一方の「The Light」は、ソウルフルなガレージ・ハウスの質感を持つ曲として紹介されている。官能的でスピリチュアルなムードがあるとされていて、同じグループでも曲ごとに少し違う方向へ振れていることがわかる。
プロフィールにあるメンバーは、Megan Doherty、Joe Nunez、Matt Poisson、Chris Letson、Ryan Dohertyの5人だ。ウェブ検索の情報では、プロデューサーのMatty PとヴォーカルのMegan Dohertyを中心にした編成として紹介されている。
名前の表記には差があるものの、制作面をMatty Pが担い、Megan Dohertyが歌を支えるという見方が基本になっている。そこに他のメンバーが加わって、ファンク、ハウス、ディスコをまたぐサウンドを組み立てている。
Social Loversを追うなら、まずはシンセの鳴り方とリズムの置き方に耳を向けるとわかりやすい。曲によってはファンクの骨組みが前に出るし、別の曲ではハウス寄りの推進力が強くなる。
また、ヴォーカルの雰囲気も大きな要素だ。歌い方で押し切るのではなく、トラックの上で軽やかに動く感じがあるので、ビートと声の関係を楽しむ聴き方が合っている。
関連サイトとしては、SoundCloudとBandcampが公開されている。作品を通して、彼らのグルーヴベースの作り方をそのまま追いやすい。