Spunk

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Spunk

Spunkとは

Spunkは、シカゴを拠点とするファンク/ソウル・トリオとして知られている。メンバーはJesse Boyce、Jimmy Levine、Rich Tufoの3人で、いずれもシカゴのソウル/ファンク周辺で実績を持つベテラン・アレンジャーだ。

背景と活動の流れ

Jesse Boyceは、Bloodstone、Commodores、Ben E. King、The Temptationsなどの作品で、作詞・作曲・プロデュースを手掛けてきた。Rich Tufoは、Curtis Mayfieldの長年のアレンジャーとして活動し、Billy Butler、The Impressions、Leroy Hutson、Linda CliffordらCurtomレーベル所属アーティストの制作にも関わってきた人物だ。Jimmy Levineはシカゴに移り住んだのち、この2人と合流し、まず「BLT」という共同名義で他アーティスト向けの楽曲提供やプロデュースを行っていた。

その後、3人は自分たちの作品としてSpunkを始動させた。制作側で経験を積んだ3人が、自身の名義でファンク/ソウルを形にした流れになっている。

唯一のアルバム『Tighten It Up』

Spunkの作品として確認できるのは、1981年にGold Coastレーベルから発表された唯一のアルバム『Tighten It Up』だ。このアルバムは、Curtis MayfieldゆかりのスタジオであるCurtom Recording Studiosで録音・ミックスされている。

演奏面では、Boyceがリード・ヴォーカル、ベース、ギター、キーボードを担当し、LevineとTufoがキーボードを担当した。Levineはラップも披露しており、当時のシカゴ・ソウル/ファンクの制作現場で培われた役割分担がそのまま作品に反映されている。

音楽的な特徴

ジャンル表記としてはElectronic、Funk / Soulが挙がり、スタイル面ではFunk、Disco、P.Funkに接続される。『Tighten It Up』には、シカゴのソウル/ファンクで積み重ねられてきたアレンジの仕事と、当時のダンス・ミュージックの要素が同居している。

また、レコーディングとミックスの拠点がCurtom Recording Studiosだったことも含めて、Curtis Mayfield周辺の制作環境と近い場所で作られた音源として見られている。実際、後年は複数のレア・ファンク/ディスコ系コンピレーションに収録され、ディガー層のあいだで再評価が進んでいる。

聴かれ方と位置づけ

Spunkはアルバム1枚を残したグループとして扱われることが多い。とはいえ、メンバーそれぞれの経歴を見ると、単発の企画ものというより、既存のソウル/ファンク制作の延長線上で立ち上がったプロジェクトとして整理しやすい。

特に、Boyceの作家・プロデューサーとしての経験、TufoのCurtis Mayfield周辺でのアレンジ経験、Levineの合流による制作体制は、Spunkの音作りを理解するうえで重要な要素になっている。『Tighten It Up』は、そうした背景を持つ3人が自分たちの名義で残した記録として聴かれている。

ジャンル・スタイル

Electronic Funk / Soul Disco Funk P.Funk
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