Suede

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Suede

Suedeとは

Suedeは、1989年にロンドンで結成されたイングランドのオルタナティブ・ロック・バンドだ。中心にいたのは、ヴォーカル/作詞のBrett Andersonと、ギター/作曲のBernard Butlerだった。ジャンルはRock、Popにまたがり、スタイルとしてはIndie Pop、Glam、Britpopに位置づけられている。

1992年、まだシングルを1枚も出していない段階で英音楽誌Melody Makerの表紙を飾り、「英国最高の新人バンド」と紹介されたことで大きな注目を集めた。その1カ月後にデビュー・シングル「The Drowners」を発表し、翌1993年のデビュー・アルバム『Suede』でUKアルバムチャート1位を獲得した。この作品はマーキュリー賞も受賞している。

活動の流れ

初期のSuedeは、AndersonとButlerの組み合わせを軸に動いていた。最初の2作を発表したあと、Butlerが脱退し、後任としてRichard Oakesが加入した。さらにNeil Codlingも加わり、その後も活動を継続した。そこからさらに3枚のスタジオ・アルバムと、評価の高いB面集を残している。

2003年にいったん解散したが、2010年に再結成してライブを行った。この再結成公演が継続のきっかけになり、その後は正式に活動を再開した。以降もスタジオ・アルバムを5作発表し、コンピレーションやライヴ盤も重ねている。

音楽的な特徴

Suedeの音楽は、ギター主体のロックを土台にしながら、ポップの要素を強く持っている。初期作では、Brett Andersonの歌と歌詞、Bernard Butlerのギターが前面に出ていて、楽曲の輪郭がはっきりしている。Britpopの流れの中で語られることが多いが、単に同時代のムーブメントに乗ったバンドとして扱うには収まりきらない。

Glamの要素も含むため、演奏や曲の構成だけでなく、見せ方や緊張感のある振る舞いもSuedeの重要な部分として扱われてきた。Indie Popの感触を持ちながら、ロックの推進力を保っている点が、このバンドの特徴として挙げられる。

メンバーの変遷

Suedeは、活動時期によってメンバー構成が変わっている。プロフィールに挙がっているメンバーは以下の通りだ。

  • Brett Anderson
  • Bernard Butler
  • Simon Gilbert
  • Justine Frischmann
  • Richard Oakes
  • Mat Osman
  • Neil Codling
  • Alex Lee

特に、Butler脱退後に加入したRichard OakesとNeil Codlingは、その後のバンドの継続に関わる重要な存在になった。

シーンへの影響

Suedeは、デビュー前から大きな注目を集め、デビュー作でチャート1位とマーキュリー賞を獲得したことで、90年代初頭の英国ロック・シーンで強い存在感を示した。ブリットポップが広がっていく時期に、先行する形で話題を集めたバンドとして整理されることが多い。

その後、主要メンバーの脱退や解散を経ても活動を続け、再結成後も作品を発表し続けている点は、バンドのキャリアを通して見ても大きい。活動の期間が長く、初期と再結成後の両方で作品を残しているので、時代ごとの変化を追いやすいバンドでもある。

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