Tako

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Tako

Takoについて

Takoは、1975年に旧ユーゴスラビアのベオグラードで結成されたプログレッシブ・ロック・バンドだ。活動期は70年代後半に集中していて、アルバムは2枚残している。

メンバーの変遷

結成時の編成は、ドゥシャン・チュチュズ(ベース、ヴォーカル)、ジョルジェ・イリイン(キーボード、フルート、ハープ)、サヴァ・ボイッチ(ギター、ヴォーカル)、ミラン・ロリッチ(ドラム)だった。

その後、1976年にボイッチがサヴァ・ヨイッチへ交代し、1977年にはヨイッチとロリッチがそれぞれミロスラヴ・ドゥキッチ、スロボダン・フェレカトヴィッチに交代した。この1977年の編成で注目を集めるようになった。

  • Dušan Ćućuz - bass, vocals
  • Đorđe Ilijin - keyboards, flute, harp
  • Sava Bojić - guitar, vocals(1975-1977)
  • Milan Lolić - drums(1975-1977)
  • Slobodan Felekatović - drums(from 1977)
  • Miroslav Dukić - guitar, vocals(from 1977)

リリースされたアルバム

Takoが発表したLPは2枚ある。

  • 『Tako』(RTV Ljubljana, 1978)

  • 『U vreći za spavanje』(PGP RTB, 1980)

音楽的な特徴

1978年のデビュー作『Tako』では、シンフォニック・ロックを土台にした構成が中心になっている。ジョルジェ・イリインのフルートが入ることで、ジェスロ・タルを思わせる要素が加わっている。ロック、ジャズ、フュージョン、スペース・ロックの要素を含むバンドとして紹介されることもあり、1曲ごとの展開に変化があるタイプの作品を残している。

2ndアルバム『U vreći za spavanje』は全曲インストゥルメンタルで、曲の立ち上がりがゆるやかな部分と、緊張感が急に高まる部分を組み合わせた作りになっている。各曲は作曲したメンバー自身がプロデュースも担当している。

シーンでの位置づけ

Takoは、同じくベオグラード出身のIgra Stakleni Perliと並んで、旧ユーゴスラビアのプログレッシブ・ロック・シーンを代表するバンドの一つとして扱われている。70年代後半のユーゴ・プログレを追うときに、名前が挙がりやすいグループだ。

解散までの流れ

1980年の2作目のあと、兵役義務を控えたフェレカトヴィッチの脱退や、ニューウェーヴ勢の人気上昇を背景に活動は終盤へ向かう。1981年初頭にはベオグラード大学哲学部でお別れコンサートを行い、解散した。

解散後、ミロスラヴ・ドゥキッチはスタジオ・ミュージシャンとして活動し、ドゥシャン・チュチュズはKерberやDivlje Jagodeなどのハードロック・バンドでサウンド・エンジニアを務めた。

聴くときのポイント

Takoの音を追うなら、まず『Tako』でシンフォニック寄りの組み立てを確認して、次に『U vreći za spavanje』でインストゥルメンタル中心の構成を聴くと流れがつかみやすい。フルート、キーボード、ギターの役割分担がはっきりしているので、70年代ユーゴ・プログレの中でも楽器ごとの動きが見えやすいバンドだ。

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