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The Albion Bandは、イングランドのフォークロック・バンドだ。もともとは1971年にシリー・コリンズの伴奏を務めるミュージシャンたちの名義として使われ、その後、独立したバンドとして活動するようになった。
中心人物はベーシストのアシュリー・ハッチングスだ。彼はFairport ConventionとSteeleye Spanの両方に関わった経歴を持ち、The Albion Bandでも長く主導的な役割を担った。
The Albion Bandの出発点は、ハッチングスが1971年に招集したThe Albion Country Bandにある。これは当時の妻であるフォーク歌手シャーリー・コリンズのアルバム『No Roses』を支えるための編成だった。
この作品にはThe Watersons、Steeleye Span、Fairport Conventionのメンバーらも参加していて、フォークロック黄金期を代表する作品のひとつとして扱われている。その後、この流れがそのままバンド活動へつながり、名前もThe Albion Country Band、The Albion Dance Bandを経て、最終的にThe Albion Bandへと変わっていった。
ハッチングスは「イングリッシュ・フォークロックの父」と呼ばれることがある人物だ。Fairport Conventionでは、1969年の『Liege & Lief』で伝統音楽をエレクトリックに取り入れる方向を形にし、その後に脱退してSteeleye Spanを結成した。こうした動きは、イギリスのフォークをロック編成で演奏する流れを強く押し進めた。
The Albion Bandは、そのハッチングスが40年以上にわたって中心にいたプロジェクトとして続いた。Fairport ConventionやSteeleye Spanが比較的短い在籍期間で区切られたのに対して、The Albion Bandは長い時間をかけて活動が積み重なっている。
The Albion Bandの音楽は、アコースティック楽器とエレクトリック楽器を組み合わせたフォークロックが軸になっている。Fairport Conventionに近いサウンドが特徴として挙げられている。
スタイルとしてはFolk、World、& Countryに分類されていて、実際の演奏では伝統曲を土台にしながら、ロック編成の推進力を持たせる形が中心になっている。メンバーは時期ごとに入れ替わっていて、世代の違う演奏者が加わりながらも、フォークロックの枠組みを保ってきた。
メンバーは時期によって大きく変わっていて、かなり多くの名前が関わっている。確認できる範囲では、以下のようなミュージシャンが参加している。
The Albion Bandの流れを追うときは、シャーリー・コリンズの『No Roses』、そしてアシュリー・ハッチングスが関わったFairport ConventionやSteeleye Spanもあわせて見ると、バンドの立ち位置がつかみやすい。関連情報は公式Facebookページ、Wikipedia、AllMusicでも確認できる。
長く続く中でメンバーが入れ替わりながらも、イングリッシュ・フォークロックの基本形を押さえ続けたバンドとして、The Albion Bandはかなり重要な存在だ。アシュリー・ハッチングスの動きとセットで見ると、このバンドの意味がはっきりしてくる。