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The Black Crowesは、アメリカ・ジョージア州アトランタ出身のロック・バンドだ。ジャンルはロックを軸に、Rock & Roll、Hard Rock、Southern Rockの要素を含む。中心人物はヴォーカルのクリス・ロビンソンとギターのリッチ・ロビンソンで、この兄弟を核に活動してきた。
兄弟はまだ10代だった1984年に「Mr. Crowe's Garden」という名前でバンドを結成し、その後The Black Crowesへ改名した。1989年に本格的な活動を始め、1990年2月13日にデビュー作『Shake Your Money Maker』を発表した。この作品は全米で500万枚を超えるヒットを記録している。
当時のロックシーンではヘアメタルが強い存在感を持っていたが、The Black Crowesはローリング・ストーンズ由来のソウルフルなR&B感を持つロックンロールを前面に出し、注目を集めた。デビュー時点で、派手な見た目の流行とは別の方向から支持を広げたバンドとして扱われている。
The Black Crowesの音楽は、ロックンロールの土台にハードロックとサザン・ロックの要素が重なっている。ギターを中心にしたバンド・サウンドで、ブルース・ロック寄りの楽曲も多い。
参考情報では、ストーンズ由来のスワッガーとR&B色の強さが特徴として挙げられている。実際に、彼らはブルース・ロック・バンドとして紹介されることも多く、ロックの中でもアメリカ南部の空気を感じさせるタイプのバンドとして認識されている。
バンドは2002年から2005年まで3年の活動休止期間があった。その後もメンバーの入れ替わりを重ねながら活動を続けたが、2015年1月には解散している。理由は、クリス・ロビンソンとスティーヴ・ゴーマン、そしてリッチ・ロビンソンの間の権利をめぐる対立とされている。
その後、2019年後半にロビンソン兄弟の和解をきっかけとして再結成した。再始動時は新しい編成で活動を再開しており、現在のメンバーにはイサイア・ミッチェル、ティム・レフebvre、ジョエル・ロビノウ、カリー・シンメトンらが入っている。
長く活動しているのはクリス・ロビンソンとリッチ・ロビンソンの2人だ。ほかにも時期によって多くのメンバーが参加してきた。
過去には、ジェフ・シーズ、マーク・フォード、オードリー・フリード、ポール・ステイシー、ルーサー・ディッキンソン、ジャッキー・グリーンらがギターで参加し、ベースではジョニー・コルト、スヴェン・ピピエン、ティム・レフebvreらが在籍した。キーボードではエディ・ハーシュ、ロブ・クロレス、アダム・マクダガルが名前を連ねている。ドラムはスティーヴ・ゴーマンの在籍期間が長い。
1990年代後半にはロバート・プラントとのツアーを通じてジミー・ペイジと知り合い、1999年10月18日と19日にロサンゼルスのグリーク・シアターで共演した。この公演は2000年に『Live at the Greek』としてリリースされている。
この作品は、レーベル契約上の制約からオリジナル曲を収録できず、レッド・ツェッペリンのカバーのみで構成されている。合同ツアーは当初55公演が予定されていたが、11公演を終えた時点で、ペイジの腰痛を理由に打ち切られた。
The Black Crowesは、90年代初頭にアメリカのロックへ古典的なロックンロール感覚を持ち込んだバンドとして語られることが多い。ブルース、R&B、サザン・ロックを混ぜたスタイルは、派手さよりもバンドの鳴り方やグルーヴを重視する作りになっている。
解散と再結成を経ながらも、クリスとリッチのロビンソン兄弟を軸に活動が続いている点も、このバンドの大きな特徴だ。代表作『Shake Your Money Maker』や『Live at the Greek』を入り口にすると、彼らのロックンロールの組み立て方が見えやすい。
関連情報は公式サイトやFacebook、AllMusic、Wikipediaでも確認できる。