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The Eyesは、1964年にロンドン西部イーリングで結成された英国のバンドだ。ジャンルはRock、Popにまたがり、スタイルとしてはModやBeatに位置づけられている。活動時期は主に1960年代半ばで、1967年に解散している。
もともとはインストゥルメンタル・コンボ「The Renegades」から始まり、ヴォーカルを加えて「Jerry Hart & The Heartbeats」となったあと、同年中に「The Eyes」へ改称した。活動初期の編成は、Barry Allchin(ベース)、Brian Cocoran(ドラム)、Phil Heatley(ギター)、Chris Lovegrove(リード・ギター)、Terry Nolder(ヴォーカル)だった。1967年にはSteve Valentineがリズム・ギターとして加わっている。
1965年11月に発表したデビュー・シングル「When the Night Falls」は、シェル・タルミーが手がけた作品として知られている。60年代のカルト・クラシックとして扱われることが多い。
1966年の「My Degeneration」は、The Whoの「My Generation」をもじった曲で、ブライトンのモッズの間で人気を集めた。歌詞の「Join the Tea Set」というフレーズをめぐって、英国紅茶協会(Tea Board)から訴訟を起こされかけたという話も残っている。
そのほか、1965年から1966年にかけて「The Immediate Pleasure」「You're Too Much」「I'm Rowed Out」などのシングルを発表し、1966年にはそれらをまとめたEP『The Arrival of the Eyes』を出している。
The Eyesは、モッズ文化と結びついたバンドとして見られていて、同時にフリークビート寄りの荒々しさも持っていた。The Whoのフィードバックを使った試みや、モッズのポップ・アート的な感覚を押し進めた存在として扱われることがある。
さらに、染めたパーカや、大きな目のマークをあしらったラグビーシャツなど、視覚面でも強い印象を残した。音楽だけでなく、当時のモッズ・カルチャーの見せ方にも関わっていたバンドだ。
The Eyesは1967年に解散したが、後年になってガレージやモッズの愛好家から再評価されている。荒々しいフリークビートと、のちに広がるサイケデリック・サウンドの間をつなぐ存在として語られることが多い。