Vinyl Record Reviews
The Railway Childrenは、1984年にイギリスのウィガンで結成されたロック・バンドだ。メンバーはGary Newby(ボーカル、ギター)、Brian Bateman(ギター)、Stephen Hull(ベース)、Guy Keegan(ドラム、パーカッション)の4人で始まっている。ジャンルはロック、スタイルはインディー・ロックに分類される。
結成後は地元でライブを重ね、その後Factory Recordsと契約した。1986年にデビュー・シングル「A Gentle Sound」を発表し、1987年にはデビュー・アルバムを出している。その後、Factory Recordsを離れてVirgin Recordsへ移籍した。
Virgin移籍後の1990年2月に出した「Every Beat of the Heart」は、全英シングルチャートで最高24位を記録している。アメリカでは、当時始まったばかりのBillboard「Modern Rock Tracks」チャートで1位を獲得した。バンドの代表曲として扱われることが多い。
その後、Virginを買収したEMIから契約を打ち切られ、1992年にバンドは解散した。活動停止後、Gary Newbyは他のオリジナル・メンバーを含まない形で活動を続け、1997年にEther Recordsから『Dream Arcade』をリリースしている。
2016年には、デビュー・アルバム30周年を記念するライブ・ツアーのためにオリジナル・メンバーが再結集した。ただし、2019年10月には再結成の終了が発表され、再びそれぞれ別の道を進む形になった。
The Railway Childrenは、インディー・ロックの文脈で語られることが多いバンドだ。Factory RecordsからVirgin Recordsへ移った経歴も含めて、80年代後半から90年代初頭のUKギターバンドの流れの中に位置づけられている。
「Every Beat of the Heart」がUKチャートでトップ40入りし、さらにアメリカのオルタナティブ系チャートでも結果を残した点を見ると、国内だけでなく海外でも反応を得ていたことがわかる。ギターを軸にしたバンド編成で、ボーカルのGary Newbyを中心に楽曲を組み立てるタイプのバンドとして見られる。
公式サイトやFactory Records関連ページ、Wikipediaの項目で基本情報を確認できる。活動時期や作品の流れを追うなら、まずはこのあたりを見ると整理しやすい。