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The Soul Searchersは、1960年代後半にワシントンD.C.周辺で結成されたUSグループだ。ジャンルはファンク/ソウルで、スタイルはファンク寄りの編成とされている。メンバーにはHilton Felton、Bennie Braxton、Chuck Brown、Donald Tillery、Kenneth Scoggins、Lino Druitt、John Euwell、Lloyd Pinchbackが名を連ねている。
なお、同名の別グループや関連名義と混同されやすいが、ここでのThe Soul Searchersは、チャック・ブラウンを中心に活動したワシントンD.C.のバンドを指す。
ウェブ上の情報では、The Soul Searchersは1970年代初頭にワシントンD.C.を拠点として本格的に動き始めた。リーダーはギタリスト兼シンガーのChuck Brownで、のちに「ゴーゴーの父」と呼ばれる人物だ。
バンドはインディーレーベルのSussex Recordsと契約し、1972年に『We the People』、1974年に『Salt of the Earth』を発表した。どちらもバンドの初期を知るうえで重要な作品として扱われている。
1979年には「Bustin' Loose」がR&Bチャートで1位を記録した。この曲は大きなヒットとなり、ワシントンのプロスポーツチームの応援歌としても使われた。
The Soul Searchersの音楽は、パーカッションを前面に出したファンクが軸になっている。加えて、コール&レスポンス的なボーカルを組み合わせ、長くグルーヴを引っぱるライブサウンドを作っていた。
この演奏スタイルは、ワシントンD.C.発祥のファンク・サブジャンル「ゴーゴー」の原型とされている。スタジオ作品だけでなく、ライブの流れを重視したバンドとして見られている。
『Salt of the Earth』に収録された「Ashley's Roachclip」は、後年ヒップホップをはじめとする多くの楽曲でサンプリングされた。特にドラムブレイクが使われたことで知られている。
こうした使われ方からも、The Soul Searchersの音源が後のブラックミュージックやサンプリング文化に影響を与えたことが確認できる。
The Soul Searchersは、長く編成を変えながら活動を続けた。ワシントンD.C.のブラックミュージック史では中心的なグループとして扱われている。
Chuck Brown率いるこのバンドは、地元のクラブ・サウンドから始まり、地域のスポーツ文化にも入り込んでいった。ローカルなバンドでありながら、音源とライブの両面で広い影響を残したグループだ。