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The Subterraneansは、オランダ・デン・ハーグ出身のデュオで、Henk JansenがDowny Boy Jason名義でギターとヴォーカルを担当し、John BakkerがSleepy John Baker名義でハーモニカ/ブルース・ハープを担当していたグループだ。プロフィール上ではオランダのデュオとして記録されており、ジャンルはFolk、World、& Country、Blues、スタイルはFolkとRhythm & Bluesに分類されている。
ウェブ上の情報では、バンド名はジャック・ケルアックの小説『The Subterraneans』に由来する。文学作品のタイトルをそのまま名乗っているあたりに、当時の空気感が残っている。
The Subterraneansは、アメリカン・フォークやブルースのレパートリーを演奏していたデュオとして紹介されている。構成はギターとヴォーカル、ハーモニカというシンプルなものだが、この編成でフォークとブルースの曲を中心に演奏していた点が特徴として挙げられる。
収録曲の情報を見ると、1967年の唯一のアルバム『Down To Earth』には「Confessin' Up My Mind」「Long Time Gone」「Inside Out Upside Down」などが入っている。いずれもアメリカン・ルーツ寄りの楽曲名が並んでいる。
1967年、Polydorから唯一のアルバム『Down To Earth』を発表している。この作品には、Group 1850やQ65で知られるベア・クラーセ、そしてゴールデン・イヤリングのプロデューサーとして知られるフレッド・ハーイエンも制作に関わっていた。
オランダのポップ/ロック史の初期に関わった人物が制作面に入っている点は、このアルバムを見るうえで重要だ。The Subterraneans自体はフォーク/ブルース系のデュオだが、周辺にはデン・ハーグのシーンとの接点がある。
John Bakkerは、デン・ハーグのポップ/ロック・シーン草創期の立役者の一人としても知られている。さらに、The Kickのメンバーでもあった。The Kickは、1曲だけを数時間にわたって演奏し続けるライブで知られたバンドとして記録されている。
その一方で、Henk JansenはDowny Boy Jason名義でギターとヴォーカルを担当していた。The Subterraneansでは、2人がそれぞれ別名義を使いながら、フォークとブルースの曲を演奏していた。
The Subterraneansは、オランダのデュオとしてアメリカン・フォーク/ブルースを演奏したグループとして整理できる。活動の記録は多くないが、唯一のアルバム『Down To Earth』と、デン・ハーグの初期シーンに関わるメンバーの経歴が残っている。
フォーク、ブルース、Rhythm & Bluesの要素を持つデュオとして、1960年代オランダのローカル・シーンの中で記録されているアーティストだ。