The Weeknd

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The Weeknd

The Weekndとは

The Weekndは、カナダ・トロント出身のシンガー、ソングライター、プロデューサー、アベル・テスファイの名義だ。1990年2月16日生まれで、エチオピア系のルーツを持つ。ジャンルとしてはElectronic、Pop、Hip Hop、Funk / Soulにまたがり、スタイル面ではContemporary R&Bに位置づけられている。

2010年末から始まった匿名での投稿

2010年末、The Weekndは正体を明かさないままYouTubeに楽曲を投稿し始めた。匿名性のある活動の始まり方が注目を集め、その翌年には動きが一気に加速する。2011年には自身のレーベルXOから、『House of Balloons』『Thursday』『Echoes of Silence』という9曲入りのミックステープ3作を立て続けに発表した。

『House of Balloons』が示した方向性

2011年3月に出た『House of Balloons』は、退廃的な世界観と、細かく組み立てられたプロダクションが評価された作品だ。コンテンポラリーR&Bの枠の中で、従来の歌ものの感覚だけではなく、音の質感や空気感を前面に出した作りが目立つ。この作品は、のちのオルタナティヴR&Bの流れにも影響を与えた作品として扱われている。

ライブ出演とドレイクとの接点

匿名のネット発アーティストとして話題が広がる中、2011年7月にはトロントのMod Clubで初のライブ・パフォーマンスを行った。このときはバルコニー席からドレイクが見守っていたことでも注目を集めた。その後はドレイクとの関係を深め、ドレイクのアルバム『Take Care』の代表曲群にヴォーカルで参加しているほか、同年のOVOフェストにもゲスト出演している。

音楽的な特徴

The Weekndの初期作品では、R&Bを軸にしながら、ElectronicやHip Hopの要素が重なっている。とくに『House of Balloons』では、ビートの作り方や音の抜き差しがはっきりしていて、ポップス寄りの分かりやすさよりも、夜の空気をそのまま切り取るような構成が前に出ている。Funk / Soulの要素も含みつつ、Contemporary R&Bとして整理される理由が見えやすい。

  • 匿名での公開から活動を始めた
  • 2011年に3本のミックステープを連続リリースした
  • 『House of Balloons』が特に高く評価された
  • ドレイクとの接点を通じてシーン内での存在感を強めた
  • R&Bを中心に、ElectronicやHip Hopの要素を組み合わせている

現在までの見られ方

The Weekndは、インターネット上での匿名投稿から始まり、ミックステープの連続リリース、ライブ出演、ドレイク周辺との接点を通じて、シーンの中心に近い存在として認識されるようになった。初期の段階で提示した音の作りと世界観が、その後のコンテンポラリーR&Bの流れを考えるうえでよく参照されている。

公式サイト、SNS、YouTube、Wikipedia、Last.fm、SoundCloud、IMDbなどでも活動を追うことができる。作品の流れをたどるなら、まずは『House of Balloons』から入るのが分かりやすい。

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