Toe Fat

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Toe Fat

Toe Fatとは

Toe Fatは、1969年6月にイングランドで結成されたロック・バンドだ。中心人物は、元The Rebel RousersのCliff Bennettで、ギターとキーボードを担当したKen Hensley、ベースのJohn Glascock、ドラムのLee Kerslakeが加わって始動した。Hensley、Kerslake、Glascockの3人は、それ以前にThe Godsで一緒に活動していた経歴がある。

活動歴

バンドは1970年にデビュー作『Toe Fat』を発表した。翌年にかけて編成は変化し、Ken HensleyはDavid Byron、Mick Boxと合流するためToe Fatを離れ、その流れでUriah Heepの結成へ進んでいく。Lee Kerslakeも後にToe Fatを脱退し、1971年11月にUriah Heepへ正式加入した。

Toe Fatの残りのメンバーは、Brian Glascockをドラムに、Alan Kendallをギターに迎えてアメリカ・ツアーを行ったが、バンドは1972年に解散した。John GlascockはのちにJethro Tullへ、Alan KendallはBee Geesへ加入している。

音楽的な特徴

Toe Fatはロック・バンドとして分類されているが、音楽性はPsychedelic RockとClassic Rockの要素を含む。プロフィールでもEnglish ProgRock bandとされており、60年代末から70年代初頭の英国ロックの流れの中に置いて見るのが自然だ。

バンド名義のデビュー作『Toe Fat』は、商業的には大きな成功を収めなかった一方で、批評面では評価された。アルバムのジャケットも印象的で、Hipgnosisが手がけたビーチの図像に、人物の頭部へ巨大な足の親指が重ねられている。オリジナル盤では別の裸体表現が使われていたが、北米盤では差し替えが行われた。

Uriah Heepとのつながり

Toe Fatが音楽史で注目される理由は、Uriah Heepへつながる経由地になった点にある。Ken HensleyとLee KerslakeはToe FatからUriah Heepへ移り、結果としてこのバンドは70年代ブリティッシュ・ロックの重要な人材の流れを示す存在になった。Hensley、Kerslake、GlascockがThe Godsで同じ時間を過ごしていたことも、Toe Fatの編成を理解するうえで押さえておきたい点だ。

メンバー

  • Cliff Bennett
  • Ken Hensley
  • Lee Kerslake
  • Brian Glascock
  • Alan Kendall
  • John Glascock

聴きどころとして見ておきたい点

Toe Fatは、単独の大ヒットで知られるタイプのバンドではない。むしろ、メンバーのその後の活動歴と、1970年前後の英国ロックの人の流れを確認するための存在として見られることが多い。デビュー作『Toe Fat』の評価や、Ken HensleyとLee KerslakeがUriah Heepへ進む経緯を追うと、このバンドの位置づけが見えやすい。

短い活動期間ながら、Toe FatはThe GodsからUriah Heepへつながる線の途中にあり、John GlascockやAlan Kendallの後年のキャリアも含めて、メンバーの動きがそのまま70年代ロック史の一部になっている。

ジャンル・スタイル

Rock Classic Rock Psychedelic Rock
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