Westfauster

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Westfauster

Westfausterについて

Westfausterは、アメリカ・オハイオ州シンシナティ出身のトリオだ。活動時期は1960年代後半から1970年代初頭にかけてで、1971年6月にNasco Recordsから唯一のアルバム『In A King's Dream』を発表している。メンバーはマイケル・ニューランド、スティーヴン・ヘルウィグ、C・W・フォースターの3人で、ギターを置かずに編成を組んでいた。

活動歴

バンドはナッシュビルのNasco Recordsから1枚のLPを残している。プロフィール情報では、A. Jayeのマネジメント下にあったことが記されている。スティーヴン・ヘルウィグはその後、Haymarket Riotでも活動している。Westfauster自体はアルバム1枚で知られる存在で、長くコレクター向けのバンドとして扱われてきた。

『In A King's Dream』の編成と音作り

『In A King's Dream』では、マイケル・ニューランドがフルート、サックス、ヴィブラフォンを担当し、スティーヴン・ヘルウィグがドラムスとヴォーカル、C・W・フォースターがピアノ、ハープシコード、ベース、キーボード、ヴォーカルを担当している。ギターなしのトリオながら、鍵盤を軸に管楽器とリズム・セクションを組み合わせた構成になっている。

この編成のため、一般的なギター主体のロックとは少し違う音像になっている。特にフルートが前に出る場面では、プログレッシブ・ロック寄りの展開がはっきり出ている。

音楽性と影響

音楽性は、サイケデリック・ロックとプログレッシブ・ロックの間を行き来する内容として整理できる。プロフィールでは、ムーディー・ブルースやビートルズからの影響が挙げられている。実際に、メロディの作り方や曲の進み方にその影響が見える場面がある。

また、3人ともジャズのバックグラウンドを持っていたとされていて、その要素が演奏の組み立てに入っている。ジャズ的な感覚を、プログレッシブ・ロックやサイケデリックなサウンドの中にそのまま持ち込んでいる点が、このバンドの特徴として挙げられる。

再評価の流れ

Westfausterは発表当時から大きく知られたバンドではないが、『In A King's Dream』はその後も再評価が続いている。2006年にはデジパック仕様で再発されていて、現在もコレクターズ・アイテムとして扱われている。

ギターなしのトリオ編成、鍵盤中心のアレンジ、フルートの前面化、そしてジャズ由来の演奏感。Westfausterは、そのあたりを押さえて聴くと輪郭が見えやすいバンドだ。

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