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WIZRDはノルウェーのプログレッシブ・ロック・バンドで、ロック、ジャズ、インディー・ロックの要素をまたいだサウンドを展開している。プロフィールでも「Progressive rock band from Norway that also dips into jazz rock and indie rock」とされていて、ジャンルの中心にロックを置きながら、ジャズ・ロックやインディー・ロックの要素を組み込んでいる。
ウェブ検索で得られる情報では、WIZRDはノルウェー・トロンハイムのジャズ音楽院で出会ったメンバーによって結成された。メンバーはそれぞれノルウェーの実験的なロック/ジャズ・シーンで別のバンドにも参加していて、バンド外の活動歴も含めて注目されている。
WIZRDは2022年10月21日にデビュー・アルバム『Seasons』を発表した。この作品は、Jaga Jazzistのドラマーでもある映画音楽作曲家マーティン・ホーントヴェットがプロデュースを担当し、オスロのStudio Paradisoで録音されている。
その後のセカンド・アルバム『Elements』では、新しいメロディの方向性や、楽曲構成の拡張と凝縮を試みている。ノルウェー語詞も取り入れていて、前作からさらに踏み込んだ実験性が見える。
WIZRDの編成は、ギター、ベース、ドラムス、キーボード、ヴォーカルというオーソドックスなロック編成を基本にしている。そこにジャズ・ロック、フュージョン、プログレの要素が重なる形だ。
サウンド面では、Cream、Mahavishnu Orchestra、Weather Reportといった名前が挙げられている。どれもジャズ・ロックやフュージョンの流れで語られることが多く、WIZRDもその系譜にある緊張感や推進力を持ちながら、メロディやダイナミクスにも気を配っているとされている。
インディー・ロックの感触も含んでいるので、単に演奏が前に出るタイプというより、曲の流れや歌の入れ方も含めて組み立てている印象がある。
WIZRDを追うなら、まずは『Seasons』と『Elements』の2作を押さえるのがよさそうだ。デビュー作ではバンドの基本線が見えやすく、セカンドではノルウェー語詞や構成面の変化が確認できる。
ノルウェーのジャズ/ロック周辺のミュージシャンが集まっているので、個々の演奏力やアンサンブルの組み立ても見どころになっている。ロックの編成を使いながら、ジャズやプログレの文法を自然に混ぜているところに、このバンドの特徴がある。