ZZ Top

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ZZ Top

ZZ Topとは

ZZ Topは、1969年にテキサス州ヒューストンで結成されたアメリカのロック・バンドだ。中心人物はギタリスト兼リード・ボーカルのBilly Gibbons、ドラマーのFrank Beard、ベーシスト兼コー・リード・ボーカルのDusty Hillで、Hillの死去後はバンドのベース・テクニシャンだったElwood Francisがその役割を引き継いでいる。

結成と初期のメンバー変遷

バンドはBilly GibbonsとドラマーのDan Mitchell、ベーシストのLanier Greigによる編成から始まった。その後、MitchellとGreigは短期間で交代し、Frank BeardとBilly Etheridgeが加わる。さらに1970年2月にはDusty Hillが加入し、クラシックな編成が固まった。こうした初期の入れ替わりを経て、1971年1月のデビュー・アルバム以降、ZZ Topは本格的に活動を続けていく。

音楽性の特徴

ZZ Topの出発点には、ブルース由来のロックがある。初期作品では、ブルースのリフや構成を軸にした演奏が目立つ。そこに加えて、歌詞ではダブル・ミーニングや含みのある表現がよく使われてきた。ユーモアを交えた言葉選びも、バンドの定番の要素として知られている。

その後の作品では、ニューウェーブ、パンク・ロック、ダンス・ロックの要素も取り入れ、シンセサイザーを前面に出す時期もあった。バンドの音は時代ごとに変化していて、同じロック・バンドでもアルバムごとに手触りが違う。

『Eliminator』と大きな転換

1983年の8作目『Eliminator』は、ZZ Topの代表作としてよく挙げられる。ここでは、それまでのブルース色の濃いロックから離れ、シンセサイザー、ドラムマシン、シーケンサーを大胆に使っている。制作では、Billy GibbonsがHillとBeardの生演奏の一部をシンセ・ベースや打ち込みに置き換えたという。ブルース・ロックのギターと打ち込みを組み合わせたこの方法が、結果的にバンド最大のヒットにつながった形だ。

このアルバムは1,000万枚を超えるセールスを記録し、ZZ Topの中で最も売れた作品になっている。アルバム名にもなった真紅の1933年型フォード・クーペ「エリミネーター」も、ジャケットやミュージックビデオに登場し、この時期のバンドを象徴する存在として扱われている。

見た目のアイコン性

ZZ Topを語るとき、3人のヒゲのイメージがよく話題になる。特に、ドラマーのFrank Beardだけが名前に「Beard」が入っているのにヒゲを生やしていない、という点は有名な小ネタだ。Billy Gibbonsと故Dusty Hillが長いヒゲをたくわえていたのに対して、Frank Beardは無精ヒゲすらない。この対比が、バンドの視覚的なアイデンティティとして定着している。

評価と実績

ZZ Topは2004年にロックの殿堂入りを果たしている。受賞歴としては、ゴールド・レコード11枚、プラチナ・レコード7枚、さらにマルチ・プラチナ盤も13作あるとされる。アメリカ国内でのアルバム売上は2,500万枚規模とされ、商業面でも長く支持を集めてきた。

ブルースを土台にしながら、時期によって音作りをかなり変えてきたバンドなので、初期作から『Eliminator』以降まで追うと、ロックの中での立ち位置の変化が見えやすい。ギターのフレーズ、歌詞の遊び、そしてビジュアルまで含めて、ZZ Topはかなり分かりやすい個性を持ったバンドとして残っている。

主なメンバー

  • Billy Gibbons
  • Dusty Hill
  • Frank Beard
  • Lanier Greig
  • Dan Mitchell
  • Elwood Francis

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ジャンル・スタイル

Rock Pop Rock
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