Various - Batucada Por Favor (1998)
Various 1998

Various - Batucada Por Favor (1998)

Latin Batucada

Various『Batucada Por Favor』

Mr Bongoから1998年に出た『Batucada Por Favor』は、ブラジル音楽の編集盤として流通したコンピレーションで、Bandcamp表記では「Batucada Por Favor」「E Sua Orquestra Ritmo」「Ritmo」「Sambalonga」の4曲が収録されている。QobuzではメインアーティストとしてBob Azzam、Meirelles、Nelsinho y sua orquestraが挙げられている。作品単独の制作背景や選曲意図、録音時の詳細は見当たらないが、Mr Bongoが1990年代後半にブラジル音楽やラテン/ワールド系の再発・編集盤を積極的に出していた流れの中に置ける一枚。

制作背景・収録曲まわり

公開されている情報で確認できるのは、1998年にMr Bongoから出たコンピレーションであること、収録が4曲であること、そして表題曲「Batucada Por Favor」を含む構成という点。Mr Bongo側の公開ページには発売日、曲名、再発や配信に関する情報がある一方、制作経緯や選曲の狙い、参加ミュージシャンの役割に触れた説明はない。収録曲の中では「Batucada Por Favor」が作品名にもなっており、後年の紹介記事でもこの曲が中心的に扱われている。

時代の文脈

1990年代後半のMr Bongoは、ブラジル音楽を含むワールド系の編集盤を継続して出していたレーベルで、このタイトルもその一環にある。GAVINの1998年7月号では、米サンフランシスコのレコード店Groove Merchantの“Top Five Albums”にこの盤が入っており、当時のDJやレコード店の現場で早くから注目されていたことがわかる。Exclaim!はこの作品を「batucadaの最良の入門編のひとつ」と位置づけ、batucadaを「ブラジル北東部のカーニバルを駆動する、サンバの熱狂的な親戚」と説明している。

後年の受け止められ方

2012年のSoul Sidesでは、著者がこのコンピレーションで初めてBob Azzamの「Batucada Por Favor」を知り、長くDJプレイで使っていたと書いている。ここからは、この曲が後年の掘り起こし文脈で再発見され、DJのレパートリーとして扱われていたことが読み取れる。直接のカバーやサンプリングの記録は今回は確認できないが、少なくとも表題曲は、コンピレーションを通じて広く参照される存在になっていた。

補足

公的なチャート順位や売上の数値は見つからない。確認できる範囲では、1998年発売、収録4曲、GAVIN誌でのレコード店トップ5入りという記録が残っている。Mr Bongoのカタログの中でも、ブラジル系編集盤のラインを示す一枚として扱われている作品。

トラックリスト

  1. A1 Bob Azzam Batucada Por Favor 8:29
  2. A2 Airto Moreira It's Time For Carnival 5:56
  3. B1 Niagara Niagara 4:33
  4. B2 Meirelles E Sua Orquestra Ritmo 2:09
  5. B3 Dom Um Romao Braun-Blek-Blu 4:40
  6. B4 Airto Moreira & Flora Purim Tombo 6:54
  7. C1 Coelho Coelho De Bahia Tropical 2:51
  8. C2 Nelsinho E Sua Orquestra Ritmo 3:27
  9. C3 Augusto Martelli & the Real Mc Coy Sambalonga 5:07
  10. C4 Dom Um Romao Shakin Ginga Gingoü 3:01
  11. D1 Niagara Sangandongo 19:09

動画プレイリスト

公開: 2026年11月
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