Anthony Phillips

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Anthony Phillips

Anthony Phillipsとは

Anthony Phillipsは、イングランド・ロンドン西部のチズウィック出身のマルチ・インストゥルメンタリストで、ロック、特にプログレッシブ・ロックの文脈で語られることが多い音楽家だ。1941年生まれではなく、1951年12月23日生まれ。まず知られているのは、Genesisのオリジナル・ギタリストとしての経歴だ。デビュー作『From Genesis to Revelation』(1969年)と2作目『Trespass』(1970年)に参加している。

Genesis脱退とその後

Phillipsは、ステージでの強い緊張や体調面の問題をきっかけに、1970年にGenesisを離れている。脱退後は、クラシックの作曲や管弦楽法を正式に学び直し、1971年頃からピアノも始めた。ここでロック・ギタリストとしての経験だけでなく、作曲家としての土台を作り直した形だ。

Genesis脱退後に彼が録りためたソロ・デモは、のちに初のソロ・アルバム『The Geese and the Ghost』(1977年)へつながっていく。1977年以降は、ソロ活動を軸にしながら長く制作を続け、アルバム、映像作品向けの音楽、コラボレーション作品を数多く発表している。

音楽的な特徴

Anthony Phillipsの活動は、ロックのバンド・メンバーという枠に収まっていない。ソロでは、ギターだけでなく鍵盤や管弦楽的な発想も含めた楽曲づくりが目立つ。プロフィール上でもマルチ・インストゥルメンタリストとされており、実際に作曲、編曲、演奏の幅が広い。

ウェブ上の情報を踏まえると、彼はソロ・アルバムに加えてライブラリー・ミュージックやテレビ番組、映画のサウンドトラック制作も手がけている。さらにプロデューサー、レコーディング・エンジニアとしても活動しており、単に演奏する人というより、制作全体に関わるタイプの音楽家として見たほうが近い。

GenesisとCamelでの参加

Genesisでは、初期2作に参加したオリジナル・ギタリストとして名前が残る。後任としてスティーヴ・ハケットが加入し、バンドはその後の展開へ進んでいった。Phillips自身はその後のGenesisの中心メンバーではないが、初期のサウンドを形づくった一人として扱われることが多い。

また1982年にはCamelのスタジオ・アルバム『The Single Factor』に参加している。ここではギター、オルガン、シンセサイザーを担当しており、ギタリストとしてだけでなく鍵盤楽器も含めた参加だった。

ソロ活動と制作の広がり

1977年の『The Geese and the Ghost』以降、Phillipsはソロ作を継続的に発表してきた。関連サイトでもディスコグラフィーや作品情報が確認でき、長期にわたって制作を続けてきたことがわかる。ソロ活動では、バンド在籍時とは違う形で、構成の細かい楽曲や器楽中心の作品に取り組んでいる。

また、兄のRob Phillipsがオーボエ奏者として活動していることも知られている。家族にも演奏家がいる点は、彼の音楽環境を考えるうえでひとつの手がかりになる。

参考にしやすい入口

Genesisの初期メンバーとしての顔と、ソロ作家としての顔の両方を持っているのがAnthony Phillipsだ。バンド史の中で語られることが多い一方で、その後の長いソロ活動や映像音楽の仕事まで追うと、かなり幅の広いキャリアを積んできた人物として見えてくる。

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