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Elton Johnは、1947年3月25日にミドルセックス州ピナーで生まれたイングランドのシンガーソングライター、作曲家、ピアニストだ。ロックとポピュラー音楽の分野で長く活躍してきた人物で、1970年代には特に大きな存在感を持っていた。
これまでに2億枚以上のレコードを売り上げたとされ、ヒット数の多さでも知られている。全米トップ40入りシングルは59曲、全米No.1アルバムは7作連続を含むなど、チャート面での実績も目立つ。
1967年に作詞家バーニー・トーピンと出会い、その後50年以上にわたるソングライティング・パートナーシップを築いた。トーピンが先に詞を書き、Elton Johnがそこに曲をつける形で制作が進むことが多く、この組み合わせから多くの楽曲が生まれている。
代表曲には「Your Song」「Rocket Man」「Tiny Dancer」などがある。1973年発表の「Goodbye Yellow Brick Road」も、この時期を代表する作品としてよく挙げられる。奔放で華やかなElton Johnのキャラクターと、内省的なトーピンの詞の組み合わせが、楽曲の印象を形づくってきた。
ジャンルはRock、スタイルはPop Rock、Classic Rockに分類される。Elton Johnの音楽では、ピアノが中心的な役割を担うことが多く、ロックの中でピアノを前面に出したサウンドを広く定着させた存在として語られている。
メロディの作り方は比較的はっきりしていて、歌のフレーズとピアノのリフが曲の骨格を支える場面が多い。バラードでもアップテンポ曲でも、鍵盤の存在感が強いのが特徴だ。
Elton Johnは、これまでにグラミー賞を5回、アカデミー賞を2回受賞している。映画『ライオン・キング』、そしてバーニー・トーピンとの共作による『ロケットマン』でアカデミー賞を獲得した。さらに、ミュージカル『アイーダ』ではトニー賞も受賞している。
2023年には、ドジャー・スタジアムでのファイナル公演を収めた特番でエミー賞を受賞し、エミー・グラミー・オスカー・トニーの主要4冠、いわゆるEGOTを達成した19人目の人物となった。
長期にわたる引退ツアー「Farewell Yellow Brick Road」は663日間で330公演を行い、2023年に完走した。大規模なツアーを最後までやり切った点も、彼のキャリアを語るうえで重要な要素になっている。
1992年にはソングライターズ・ホール・オブ・フェイム入り、1994年にはロックの殿堂にパフォーマーとして殿堂入りしている。こうした評価からも、作曲家としても演奏者としても長く重視されてきたことがわかる。
Elton Johnの活動は、ポピュラー音楽の中でピアノを前に出したロックの流れを広く支えてきた。1970年代以降のヒット曲の蓄積は大きく、彼の作品は今も多くの人に聴かれている。
楽曲、ライブ、映画音楽、ミュージカルまで活動の幅が広く、ロックの枠に収まらない仕事を続けてきたアーティストとして整理できる。代表曲を入口にすると、彼のメロディ作りとピアノ主体のアレンジが見えやすい。