Grace Jones

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Grace Jones

Grace Jonesとは

Grace Jonesは、ジャマイカ・スパニッシュ・タウン出身のシンガー、女優、スーパーモデルだ。1948年5月19日生まれとされるが、1950年や1952年とする資料もある。幼少期にニューヨーク州シラキュースへ移り、18歳でニューヨークに出てモデル活動を始め、その後パリへ渡って本格的にキャリアを広げた。

モデルから音楽へ

パリでは、複数のファッションブランドや写真家の仕事を通じて存在感を強め、その流れで音楽活動にも入っていく。初期はディスコ・シーンの中で歌い手として注目され、トム・モールトンと組んだ作品で知られる。その後は音楽性を変化させ、レゲエやニュー・ウェイヴ寄りのサウンドへ向かった。

この時期の作品は、バハマのコンパス・ポイント・スタジオで制作されたものが多い。スライ・ダンバーのドラムとロビー・シェイクスピアのベースを軸にした「コンパス・ポイント・オールスターズ」との共同作業が、Grace Jonesの音楽を語るうえで重要な要素になっている。

代表作と音楽的特徴

1981年のアルバム『Nightclubbing』は、代表作としてよく挙げられる。レゲエのリズム感を土台にしながら、電子音やミニマルな構成を取り入れた内容で、Funk / Soul、Electronic、Disco、Downtempo、Synth-pop、Dubといった要素が交差している。

1985年の『Slave To The Rhythm』は、トレヴァー・ホーンのプロデュースによる作品だ。楽曲の構成や音の作り込みに重点が置かれていて、Grace Jonesの声や存在感を前に出す作りになっている。ダンス・ミュージックの枠に収まりきらない編集感覚も、この作品の特徴として挙げられる。

女優としての活動

音楽活動と並行して、女優としても活動している。1985年には映画『007 美しき獲物たち』でメイデイ役を演じ、映画ファンにも強く印象を残した。ボンド映画の中でも存在感がはっきりした悪役として知られている。

話題になった出来事

1980年11月には、英国のトーク番組『The Russell Harty Show』出演中に、司会のラッセル・ハーティへ平手打ちした出来事があった。放送中の出来事として大きく報じられ、今でも語られることが多い。本人は後年、睡眠不足や体調も重なっていたとしつつ、ハーティの態度が失礼だったと述べている。

その後の活動と著作

2015年には自伝『I’ll Never Write My Memoirs』を出版している。幼少期のジャマイカでの記憶や、これまで広まっていた噂への見解などを、自身の言葉で振り返った内容になっている。

Grace Jonesを追うなら

Grace Jonesの音楽は、ディスコ期の華やかさだけでなく、レゲエ、ニュー・ウェイヴ、ダブ、シンセ・ポップの要素がどう混ざっていくかを見ると追いやすい。モデル、歌手、俳優という複数の顔を持ちながら、どの活動でも見た目と音の両方を強く結びつけてきた人だ。

公式サイトや各種SNS、YouTubeの公式チャンネルもあるので、作品だけでなく映像やライブの記録もあわせて見ると、活動の幅がつかみやすい。

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