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Hitomi "Penny" Tohyamaは、沖縄県出身の日本のシンガー。1957年12月28日生まれで、愛称の「Penny」で知られている。ジャンルはRock、Popにまたがり、Kayōkyoku、City Pop、AORの文脈でも語られることが多い。
歌手としての活動は、すでに歌手だった実姉の当山恵子(マイラ・ケイ)から「食べていくためにあなたもやりなさい」と勧められたことがきっかけになった。ディスコのハウス・バンドで歌い始め、その後、プロデューサーの兼松光にスカウトされる。1981年、日本コロムビアからシングル「ドア越しのGOOD SONG」とアルバム『JUST CALL ME PENNY』でデビューした。
デビュー作『JUST CALL ME PENNY』は、42nd Street Bandを従えたソウルフルな歌唱で知られている。のちにシティポップの名盤のひとつとして再評価されるようになり、当時の作品が現在のリスナーにも届く形で注目を集めた。
その後も、AOR、ブギー、シティポップを行き来するオリジナル・アルバムを発表している。こうした作品群の中で、英語詞をバイリンガルで歌いこなすスタイルも特徴として挙げられる。
1991年から1992年にかけては、ユニゾネアとのユニット「CONVERSATION」として3枚のアルバムを発表した。ソロ活動だけでなく、他アーティストへの英詞提供でも活動の幅を広げている。
2010年代以降、世界的にシティポップが再評価される流れの中で、あらためて名前が取り上げられる機会が増えた。2023年にはNight Tempoが手がけたアルバムに参加し、2024年にはデビュー曲から2018年までの楽曲をまとめたベスト・アルバム『Pretty Penny』を発表している。
当山ひとみの作品は、デビュー当時のポップスやソウルの感触だけでなく、後年のシティポップ再評価の流れの中でも参照されている。2024年のベスト・アルバム『Pretty Penny』のように、初期から近年までの楽曲がまとまって聴ける形が増えたことで、長く聴いてきたファンだけでなく、新しく触れるリスナーにも届きやすくなっている。
ディスコのハウス・バンドから始まり、スカウトを経てメジャーデビューし、その後もAORやシティポップを軸に活動を続けてきた流れを追うと、当山ひとみのキャリアは日本のポップス史の中でもかなり見通しやすい。作品を順に聴いていくと、時代ごとの音作りや歌い方の違いもはっきり見えてくる。