Kikagaku Moyo

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Kikagaku Moyo

Kikagaku Moyoとは

Kikagaku Moyo(幾何学模様)は、東京で結成されたサイケデリック・ロック・バンドだ。活動期間は2012年から2022年までで、2022年1月19日に無期限活動休止を発表し、同年5月に出た作品が最後のレコードになることも公表した。最後の公演は2022年12月3日、東京・目黒パーシモンホールで行われた。

結成と初期の動き

バンドの始まりは2012年夏、東京の路上でのストリート演奏だった。日本のライブハウスには、出演側が「ノルマ」としてチケット代を負担する仕組みがあり、30〜35分ほどの出演でも300ドル前後の支払いが必要だったとされる。そうした事情もあって、彼らは駅前など人通りの多い場所で演奏する形を選んだ。

この出発点は、Kikagaku Moyoの活動の輪郭をそのまま示している。既存のライブハウスの流れに乗るより、まず路上で音を鳴らし、通行人に向けて直接演奏を届ける形から始まった。

音楽的特徴

ジャンルの欄にはRock、Funk / Soul、スタイルにはPsychedelic Rock、J-Rock、Folk Rock、Psychedelicが並ぶ。実際の音も、このあたりを行き来する内容になっている。ギターを軸にしたサイケデリック・ロックを中心にしつつ、フォーク寄りのアレンジや、リズムの強いパートも入る。

サウンドの中には、インドの古典音楽、クラウトロック、フォーク、70年代ロックの要素があるとされる。派手なジャンル融合というより、そうした要素が曲ごとに自然に混ざっている印象だ。国内シーンでの評価より先に海外で注目されたのも、この幅の広さが関係していそうだ。

海外での評価と活動の広がり

Kikagaku Moyoは、国内より先に海外で評価を広げたバンドでもある。ヨーロッパ各地でソールドアウト公演を重ねたことが知られていて、活動の中心が日本だけにとどまらなかった。日本発のバンドとして出発しながら、海外のサイケデリック・ロックやオルタナティブな音楽文脈の中で受け止められていった流れが見える。

Guruguru Brainとのつながり

ゴウ・クロサワとトモ・カツラダは2014年、渋谷のライブハウス「Ruby Room」で開いていた定期パーティーを母体に、自らのレーベル「Guruguru Brain」を立ち上げた。現在の拠点はアムステルダムにある。バンド活動と並行してレーベル運営も進めていた点は、Kikagaku Moyoの動き方を知るうえで重要だ。

メンバー

  • Kotsuguy
  • Go Kurosawa
  • Daoud Popal
  • Ryu Kurosawa
  • Tomo Katsurada

活動終了について

2022年の活動終了は、対立や行き詰まりが理由だとされているわけではない。コロナ禍で以前のように一緒に音を鳴らすことが難しくなったことをきっかけに、バンドとしてやり切ったという納得のもとで、自分たちで幕を引いた形だと伝えられている。最後まで続けるのではなく、区切りをつけて終える判断をした点も、このバンドらしい動き方として受け止められている。

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