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King Crimsonは、1968年に結成されたイングランド拠点のプログレッシブ・ロック・バンドです。ロックの中でも、複雑な構成や即興性、編成の変化を取り入れてきたグループとして知られています。活動初期からメンバー交代が多く、時期ごとに音の作り方やバンドの形を変えながら続いてきました。
バンドの最初の正式なリハーサルは1969年1月13日でした。初期編成は、ギターのRobert Fripp、作詞と照明も担当したPeter Sinfield、作曲とマルチ楽器を担ったIan McDonald、ベースとヴォーカルのGreg Lake、ドラムのMichael Gilesという構成でした。この編成でツアーを行い、1969年に代表作のひとつとして扱われるアルバムを発表しています。
その後、バンドはいったん解散と再編を繰り返し、1970年から1972年にかけてはFrippのみが残る形で活動が続きました。この期間にはスタジオ・アルバム3作とライヴ盤1作を残しています。
1972年には新しいKing Crimsonが始まり、Bill Bruford、John Wettonらを含む編成になりました。この時期は、より重い感触のあるプログレッシブ・ロックへ寄ったとされ、実験的な要素やフュージョンの要素も含みながら、半即興的なライヴ・パフォーマンスを行っていました。1974年に一度解散しています。
1981年には、Adrian Belew、Tony Levin、Bill Brufordを含む新編成で再始動し、DisciplineからKing Crimsonへ改名しました。この編成は1984年まで続き、スタジオ・アルバム3作を発表しています。
さらに1994年には、いわゆる「ダブル・トリオ」編成で再び活動を開始しました。Pat MastelottoやTrey Gunnを加えたこの体制では、2作のフル・アルバムと複数のEPをリリースしています。その後、King Crimsonのメンバーを含む小編成の派生ユニット「ProjeKcts」も生まれました。
2000年には「double duo」と呼ばれる時期に入り、2008年にはGavin Harrisonを加えた編成で40周年ツアーを行いました。2014年以降は、Mel Collins、Tony Levin、Pat Mastelotto、Gavin Harrison、Jakko M. Jakszyk、William Rieflin、のちにJeremy Staceyを含む編成でツアーを続けています。2021年には北米と日本でも公演を行いました。
King Crimsonには多くのメンバーが参加してきました。中心人物としてはRobert Frippが長く関わっており、ほかにもMel Collins、Adrian Belew、Bill Bruford、Tony Levin、John Wetton、Ian McDonald、Greg Lake、David Cross、Pat Mastelotto、Trey Gunn、Gavin Harrison、Jakko M. Jakszykなどが在籍しています。
King Crimsonは、プログレッシブ・ロックの初期から活動してきたバンドとして、ジャンルの形成に関わったグループのひとつに数えられています。長い活動の中で、演奏スタイルや編成を変えながら作品を重ねてきた点が特徴です。バンドのカタログはDGMを通じて広く再発・管理されており、ライヴ音源やセッション音源も多く扱われています。