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Kings Of Convenienceは、ノルウェー・ベルゲン出身のインディー・フォーク/ポップ・デュオだ。メンバーはErlend ØyeとEirik Glambek Bøeの2人で、どちらも1975年生まれ。高校時代に出会い、その後ベルゲンで活動を始めた。
ジャンル表記ではRock、Pop、Folk、World、& Countryが入っているが、実際の印象としてはインディー・ポップ、インディー・ロック、アコースティック、フォーク・ロックの要素が前面に出ている。2人組で、作曲と歌唱を両方とも分担している点も特徴だ。
1999年に米国のレーベルKinderscoreと契約し、まずは米国限定でセルフタイトルのデビュー・アルバムを発表した。その後、ヨーロッパ各地のサマー・フェスティバルに出演を重ねて存在感を広げていく。
世界的に知られるきっかけになったのは、2001年の1stアルバム『Quiet Is the New Loud』だ。この作品は、常に鳴り続けるアコースティック・ギターと控えめなピアノを軸にした構成で、2人の歌声と細かいギター・メロディを前に出している。ノルウェーではチャート1位を記録し、海外でも高い評価を集めた。
2004年には2ndアルバム『Riot on an Empty Street』を発表した。ここでも、静かなテンポ感とギター中心のアレンジはそのままに、初期のスタイルをさらに詰めた内容になっている。
Kings Of Convenienceの曲は、派手な音作りよりも、ギターの細かいフレーズと歌の重なり方に耳が向く。2人とも歌い、2人とも曲を書くので、片方が伴奏、片方が主役というより、対等なバランスで成り立っている。
この作り方は、2000年代のインディー・フォーク/アコースティック系の流れの中でも、かなりはっきりした個性として受け取られている。ロックンロール・リバイバルが目立っていた時期に、『Quiet Is the New Loud』というタイトルを出した点も、当時の空気との対比がわかりやすい。
デビュー作の時点で注目を集め、その後のサマー・フェス出演や2ndアルバムで評価を固めていった流れがある。大きな音や速い展開で押すタイプではなく、曲の細部を積み上げるやり方で支持を広げたグループだ。
関連サイトとしては、公式サイトのほか、Astralwerksのページ、Myspace、Facebook、Instagram、Wikipedia、AllMusicなどがある。現在の活動や作品情報を追うときは、こうしたページが手がかりになる。
ギター主体のインディー・フォークや、声の重なりをじっくり聴くタイプの音楽が好きなら、Kings Of Convenienceはかなりチェックしやすい。音数を絞った編成の中で、メロディと歌のやり取りをしっかり聴かせるデュオだ。