Munich Machine

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Munich Machine

Munich Machineとは

Munich Machineは、ドイツ・ミュンヘンを拠点に動いたディスコ・プロジェクトだ。中心にいたのは、Donna Summerの作品でも知られるGiorgio MoroderとPete Bellotteで、Musicland Studiosを軸に制作が進められた。固定メンバーのバンドというより、セッション・ミュージシャンを交えたゆるやかな制作集団として動いていた点が特徴だ。

活動の背景

活動がまとまっていたのは1977年から1979年ごろで、この期間に自身名義で3枚のアルバムを発表している。参加者には、ドラマーのKeith Forsey、キーボードのThor Baldursson、ヴォーカルのChris Bennettなどがいる。プロフィール情報では、Pete Bellotte、Stefan Wissnet、Günther Mollらも制作に関わっていた。

ディスコ・ブームがひと区切りを迎える1980年ごろには活動を終えている。短い期間に集中して作品を残したプロジェクトとして見ておくと整理しやすい。

音楽的な特徴

Munich Machineの音は、MoroderとBellotteがMusicland Studiosで積み上げたハイテク寄りのディスコ・サウンドが軸になっている。打ち込みやシンセサイザーの使い方、リズムの作り方に特徴があり、後のハウス、テクノ、エレクトロニカに接続する要素が見える。

特に1977年のデビュー・アルバムは、タイトル曲「Get On The Funk Train」が15分に及ぶ長尺曲として知られる。ファンクとディスコを長い展開でつないでいく構成で、アルバムの代表曲として扱われている。

代表作と注目点

1977年のデビュー作は、Munich Machineを語るうえで外せない。長尺の「Get On The Funk Train」は、クラブ向けの感覚を強く持った曲として受け取られてきた。

1978年の2作目『A Whiter Shade Of Pale』では、Chris Bennettをヴォーカルに迎えている。彼女にとっては、アルバム単位での初参加作になった。表題曲はProcol Harumの同名曲のカバーで、「It's For You」「Love Fever」など、Moroder=Bellotteの制作が並ぶ。

影響の広がり

Munich Machineの作品は、ディスコの枠に収まらない作り方で残っている。Musicland Studiosで作られたMoroderとBellotteのサウンドは、後年のクラブ・ミュージックに影響を与えた流れの一部として見られることが多い。特に、反復するビートとシンセ主体の構成は、その後のダンス・ミュージックの制作手法とつながっている。

聴くときのポイント

  • Giorgio MoroderとPete Bellotteの制作色が強いこと
  • 固定バンドというより、セッション・ミュージシャン中心のプロジェクトであること
  • 長尺曲を含む、クラブ向けの展開を持つこと
  • 1970年代後半のディスコから、後のハウスやテクノにつながる要素があること
  • 2作目ではChris Bennettのヴォーカルが加わっていること

Munich Machineは、ミュンヘンのスタジオ文化とMoroder周辺の制作チームが結びついたディスコ・プロジェクトとして押さえておくと見やすい。作品数は多くないが、ディスコの制作史をたどるうえで重要な位置にある。

ジャンル・スタイル

Electronic Disco
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