Nick Drake

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Nick Drake

Nick Drakeについて

Nick Drakeは、イギリスのフォーク・シンガーソングライター/ギタリストだ。1948年6月19日、ビルマのラングーンに生まれ、1974年11月25日にイングランドのタンワース・イン・アーデンで亡くなった。ジャンル表記はRock、Folk、World、& Countryで、スタイルとしてはFolk、Folk Rock、Acousticに分類されることが多い。

活動歴

Nick Drakeは、生前に3枚のアルバムを残した。デビュー作は1969年の「Five Leaves Left」、続いて1971年の「Bryter Layter」、1972年の「Pink Moon」だ。いずれも発売当時の売れ行きは大きくなく、死後25年間の合計セールスも2万枚に満たなかったとされている。特に「Pink Moon」は、1999年の時点でも5000枚に届いていなかったという記録が残っている。

1974年11月25日、Nick Drakeは26歳で死去した。死因は抗うつ薬の過剰摂取とされている。短い活動期間のなかで3作を発表し、その後しばらくは広く知られる存在ではなかった。

音楽的特徴

彼の音楽は、アコースティック・ギターを軸にしたフォーク寄りの作りが中心だ。派手な編成よりも、弾き語りに近い形や、ギターと歌の距離が近い録音が印象に残る。フォーク、フォーク・ロック、アコースティックという分類が示す通り、曲の骨格はシンプルで、演奏そのものに重心がある。

3枚のアルバムはいずれも、同じ方向を向きながら少しずつ違う表情を持っている。デビュー作の「Five Leaves Left」、続く「Bryter Layter」、最後の「Pink Moon」は、どれも彼の作曲とギター演奏を知るうえで重要な作品として扱われている。

再評価のきっかけ

Nick Drakeの名前が大きく広がる転機になったのは、1999年にフォルクスワーゲンのテレビCMで「Pink Moon」のタイトル曲が使われたことだ。放送開始から3週間ほどで同曲の売上が5000枚増えたとされ、ここから本格的な再評価が進んだ。生前は大きく売れなかったアーティストが、死後25年を経て広く聴かれるようになった例としてよく挙げられる。

影響を受けたアーティストたち

再評価以降は、Nick Drakeの影響を公言するアーティストも増えた。R.E.M.のピーター・バック、ザ・キュアーのロバート・スミス、Coldplay、Black Crowesなど、世代もジャンルも違う名前が並ぶ。フォーク系の文脈だけでなく、ロックの側からも参照されている点が特徴的だ。

家族と背景

家族については、父がRodney Drake、母がMolly Drake、姉がGabrielle Drakeとして知られている。親族の情報も残っているが、音楽活動そのものは本人の3枚のアルバムを中心に語られることが多い。

作品に触れるなら

  • 「Five Leaves Left」: デビュー作
  • 「Bryter Layter」: 2作目
  • 「Pink Moon」: 最後のアルバム

Nick Drakeを追うときは、まずこの3枚を順に聴くのがわかりやすい。生前の評価は限定的だった一方で、後年になって音源が広く聴かれるようになり、今ではフォーク・ロックの重要な名前として扱われている。

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