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Supersisterは、オランダのプログレッシブ・ロック・バンドだ。1967年にSweet OK Supersisterとして活動を始め、学校バンドのThe BlubsやThe Provocationで演奏していたメンバーが母体になっている。1968年にSupersisterへ改名し、1974年にいったん解散した。
その後は2000年に再結成されたが、2001年にSacha van Geestが心臓発作で亡くなり、活動はそこで区切りを迎えた。2010年には3人編成での再始動も計画されたが、2011年にRon van Eckががんで死去している。
2018年にはRobert Jan Stipsが旧知のミュージシャンを集め、Supersisterの作風を意識した新しい音楽制作を進めた。これがSupersister Projektで、2019年にアルバム「Retsis Repus」を発表した。その後も編成を変えながら活動を続け、2021年秋にはRobert Jan Stips、Rinus Gerritsen、Léon Klaasseの3人編成で再始動している。
Supersisterの音楽は、Electronic、Rock、Pop、Jazzをまたぎながら、Experimental、Prog Rock、Jazz-Rockの要素を含む。ウェブ上の情報では、フランク・ザッパ譲りの不条理なユーモア、カンタベリー系プログレの軽いノリ、ジャズ由来の即興性が合わさったバンドとして紹介されている。
中心にいるのはキーボード奏者のRobert Jan Stipsで、楽曲の発想やアレンジの面でこのバンドを引っ張ってきた。キーボードが前に出る構成や、ジャズ寄りの展開、意表を突く曲のつなぎ方などが、Supersisterらしさを形づくっている。
1972年6月にPolydorから出た3作目のアルバム「Pudding En Gisteren」は、Supersisterの代表作としてよく挙げられる。この作品からのシングル「Radio」と「Dead Dog」はオランダのトップ40に入っている。アルバム自体も翌1973年にオランダの音楽賞「エディソン賞」を受賞した。
この時期の活動を通じて、Stipsはオランダのロックシーンで存在感を強めた。ウェブ上の情報では、その評価がきっかけになって、当時オランダを代表するバンドの一つだったGolden Earringへの参加を持ちかけられたとされている。
名前が挙がっているメンバーには、Elton Dean、Charlie Mariano、Robert Jan Stips、Herman Van Boeyen、Rinus Gerritsen、Bart Wijtman、Leon Klaasse、Ron van Eck、Sacha van Geest、Marco Vrolijk、Gerhard Smid、Marieke Brokampがいる。時期によって参加メンバーは変わっていて、Supersister Projekt以降は旧来のメンバーに加えて新しい音楽仲間も関わっている。
Supersisterは、解散と再結成を何度か挟みながら活動してきたバンドだ。2019年の「Retsis Repus」では、過去のSupersisterに近い感覚を新しい編成で再構成している。2021年以降の3人編成でも活動が続き、2022年春にはツアーを再開している。
オランダのプログレ史をたどるとき、Supersisterは外せない名前だ。ジャズ、ロック、ポップを行き来しながら、ユーモアと即興性を含んだ曲作りを続けてきたバンドとして、今も参照されることが多い。