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The Allman Brothers Bandは、アメリカのロック/ブルース・バンドだ。活動拠点はジョージア州メイコンで、1969年に結成された。前身グループの解散後、ギタリストのデュアン・オールマンと、ヴォーカル/オルガンのグレッグ・オールマンを軸にスタートしている。
編成面では、ディッキー・ベッツのギター、ベリー・オークリーのベース、ブッチ・トラックスとジェイ・ジョハニー・ジョハンソンのツインドラムが初期の特徴として知られる。ロック、ブルースを土台にしながら、カントリー寄りのフレーズやジャズ的な即興演奏を組み合わせていた。
活動期間は1969年から1976年、1978年から1982年、1989年から2014年までに分かれる。途中で解散を経験しながら、そのたびに編成を変えて活動を続けた。
1971年のライヴ盤『At Fillmore East』は、3月のニューヨーク公演を収録した作品で、長尺のジャム演奏が中心になっている。この作品はバンドの代表作として扱われ、2004年には米議会図書館の永久保存盤にも選定された。
同年10月にはデュアン・オールマンがオートバイ事故で24歳で亡くなった。その後もベリー・オークリーの事故死があり、バンドには大きな変化が続いたが、活動は止まらなかった。1973年の『Brothers and Sisters』では全米アルバムチャート1位を記録している。
1976年と1982年に解散を経験したあと、1989年に再結成された。再結成後はデレク・トラックスやウォーレン・ヘインズなど、新しい世代のギタリストも加わり、2014年まで活動した。
このバンドの軸は、ブルースのフレーズを前面に出したギターと、ツインドラムによる厚いリズムだ。そこに南部ロックらしい展開と、ライヴでの即興演奏が重なる。
スタイルとしては、Blues Rock、Southern Rock、Psychedelic Rockに分類されることが多い。特にライヴでは、曲の枠を広げながら演奏を続ける構成が目立つ。スタジオ録音よりも、ステージ上でのやり取りに重心があるバンドとして見られている。
オールマン・ブラザーズ・バンドは、サザン・ロックの先駆的存在として扱われることが多い。ブルースをベースにしたロックに、即興演奏とツインドラムを組み合わせた点が、後の南部ロックやジャム・バンド系の演奏に影響を与えたとされる。
1995年にはロックの殿堂入りを果たしている。代表作『At Fillmore East』の評価も高く、ライヴ・アルバムの重要作として参照され続けている。
The Allman Brothers Bandを追うなら、まずは『At Fillmore East』から入るのが分かりやすい。ライヴでの演奏の長さ、ギターの掛け合い、ツインドラムの厚みがまとまって入っている。