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The Chameleonsは、1981年にマンチェスター近郊のミドルトンで結成されたポストパンク・バンドだ。活動初期から、ニューウェイヴ、オルタナティブ・ロック、ポストパンクの要素を軸にした音作りで知られている。
中心人物はMark BurgessとReg Smithies、Dave Fieldingで、のちにJohn Leverが加入した。結成当初はドラマー不在でスタートし、ラジオ1のDJとして知られるJohn Peelの注目も集めている。
最初のシングルはCBSから出た「In Shreds」で、1982年のJohn PeelのFestive Fiftyでは42位に入った。その後、バンドはCBSと方向性をめぐって折り合いがつかず、1枚で契約を終了している。
続いてStatikと契約するが、StatikはVirgin配給だったためインディー・チャートの対象外となり、当時の音楽メディアで十分に拾われなかった。デビュー作「Script of the Bridge」はRochdaleで6週間かけて録音され、バンドの初期像を示す作品として扱われている。
その後、セカンド・アルバム「What Does Anything Mean? Basically?」を経てGeffenと契約し、1987年には「Strange Times」を発表した。だが同年、マネージャーのTony Fletcherが急逝し、バンドは崩壊状態になった。ここから約15年の空白を経て、2000年に再結成され、「Strip」やライヴ作品のリリースへつながっていく。
John Leverは2017年に亡くなり、その後Dave Fieldingも離脱したため、2026年時点ではMark BurgessとReg Smithiesがオリジナル・メンバーとして残っている。
The Chameleonsは、ギターの音の広がりを重視した作りで語られることが多い。本人たちは、U2のファースト・アルバムを大きな作品として挙げていて、The Edgeのギターから「アンビエントな音の広がり」を作る感覚に影響を受けたと話している。
その一方で、マンチェスター発のポストパンクの流れの中で、Joy Division、The Fall、The Soundと並べて語られることも多い。音の作り込みと緊張感のあるバンド・サウンドが、同時代のシーンの中でも目立つ存在だった。
商業的な成功は大きくなかったものの、後の世代への影響はかなり大きい。特に2000年代以降のバンドでは、Interpol、Editors、Bloc Party、The Killers、The National、White Lies、The Horrors、For Against、Blacklistなどの名前が挙がっている。
なかでもInterpolとの音楽的な近さはよく指摘されている。さらに、Oasis、The Flaming Lips、The Verveのようにジャンルの違うアーティストからも重要な影響源として名前が出てくる。こうした点から、The Chameleonsは「過小評価されながら、後続にしっかり残ったバンド」として見られている。