Home Boy And The C.O.L. - Home Boy And The C.O.L. (1983)
Home Boy And The C.O.L. 1983

Home Boy And The C.O.L. - Home Boy And The C.O.L. (1983)

Electronic Funk / Soul Boogie Funk

Home Boy And The C.O.L.『Home Boy And The C.O.L.』について

Home Boy And The C.O.L.は、アメリカのファンク・バンド、Home Boy & The Cost Of Livingによる作品で、中心人物はCecil Johnson Lyde Holden、別名Cecil Orlando Lydeとして知られる Cecil Lyde である。オリジナルは1983年のリリース。盤としては2022年に出た再発盤で、USリリースのタイトルになっている。

バンド名にある C.O.L. は Cost Of Living の略で、グループ名の通り、80年代初頭のアメリカン・ファンクの流れの中に位置する作品と見られる。Electronic と Funk / Soul、さらに Boogie と Funk がクレジットされていて、当時のクラブ・シーンやダンス・ミュージックとの接点を持つタイプのファンク作品という印象が強い。

作品の輪郭

このレコードは、Home Boy & The Cost Of Living 名義のセルフタイトル作。メンバーには John Stephens、Gary Bell、Terry Carter、Everett Bryson, Jr.、Debbie Harris、Cecil Lyde、Steve Easter、Marcel Garner、Travis Sparks、Leon Bradley、Eleanor Davis、Carmen Williams がクレジットされている。編成を見ると、演奏だけでなくコーラスやアンサンブルの厚みを前提にしたバンド・サウンドだったことがうかがえる。

1983年という時期は、ファンクが70年代型のバンド・サウンドから、シンセやマシン・ビートを取り込んだブギー寄りの形へ移っていった時期でもある。この作品もその文脈に置くと理解しやすい。生のグルーヴを軸にしながら、当時の電子的な質感を重ねたタイプの一枚として捉えられる。

2022年盤について

2022年盤は、オリジナル1983年盤の再登場という位置づけ。Light In The Attic の商品ページでも扱われており、現行の再発盤として流通している。盤のリリース年と作品のオリジナル年が異なるため、聴く際は1983年作品として見るのが自然である。

再発盤では、オリジナル盤を探すより入手しやすい形で楽しめる点が大きい。音質やカッティングの印象は盤ごとに差が出ることがあるが、この作品については、少なくともオリジナルの時代感を保ったまま触れられる再発として受け取れる。

同時代の文脈

1983年のUSファンク/ブギー周辺には、ダンスフロア向けのリズム感と、シンセを含む電子的なアレンジを組み合わせた作品が多い。Home Boy & The C.O.L. もその流れにあるグループとして見やすい。大規模なメジャー・ファンクというより、地域性のあるバンド作品として味わうタイプのレコードで、同時代のブギー系ファンクや、ソウル寄りのダンス・ミュージックと並べて語られることが多い部類だろう。

まとめ

『Home Boy And The C.O.L.』は、Cecil Lyde を中心とするアメリカのファンク・バンドによる1983年作で、2022年に再発された一枚。Electronic、Funk / Soul、Boogie、Funk というクレジットどおり、80年代初頭のダンス志向のファンク作品として整理しやすい。バンド編成の厚みと、時代の電子的な質感が同居する作品として、当時のUSファンクの一断面を示すレコードである。

トラックリスト

  • A1 I'll Make It On My Own (4:22)
  • A2 Money's Funny Change Is Strange (4:45)
  • A3 You And Me (2:50)
  • A4 Are You Lonely Tonight (3:07)
  • A5 Home Boys Revenge (4:28)
  • B1 Funk Yourself To Death (5:48)
  • B2 Can't Get Enough (3:48)
  • B3 Time To Change (4:30)
  • B4 You Bring Out The Love (2:30)
  • B5 Love Was The Cost (4:27)

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