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Camelは、1971年に結成されたイングランドのプログレッシブ・ロック・グループだ。中心人物はギター、フルート、ボーカルを担当するAndrew Latimerで、初期メンバーにはPeter Bardens(キーボード、シンセサイザー、ボーカル)、Doug Ferguson(ベース、ボーカル)、Andy Ward(ドラム、パーカッション)がいた。長い活動の中でメンバーは何度も入れ替わっているが、Latimerがグループの軸になってきた。
初期のCamelは、最初の4枚のスタジオ・アルバムをこの編成で制作している。その中でも1975年のThe Snow Gooseは、全編インストゥルメンタルの作品として知られ、商業的にも最も成功したアルバムになった。全英チャートでは22位を記録し、シルバー認定も受けている。
1976年の4作目Moonmadnessのツアーでは、元King Crimsonのサックス/フルート奏者Mel Collinsが参加した。1977年初頭にはFergusonが脱退し、Caravan出身のRichard Sinclairが加入する。この頃からバンドはよりジャズ寄りの方向へ進んだとされている。
1978年末には、Bardens、Sinclair、Collinsが離脱し、Colin Bass、Kit Watkins、Jan Schelhaasが加わった。7作目のスタジオ・アルバムI Can See Your House From Hereは、十字架にかけられた宇宙飛行士が地球を見つめるジャケットでも話題になった作品で、CamelとしてはUKチャート45位に戻るきっかけにもなった。その後、1984年の解散までにさらに3枚のスタジオ・アルバム、ライブ盤、そして複数のメンバー交代が続いた。
1984年にいったん解散したCamelだが、1991年にLatimerがバンド名を復活させた。以後は編成を変えながら2002年までに4枚のスタジオ・アルバムを制作している。2003年にはフェアウェル・ツアーも行われた。
その後、Latimerが病気療養と治療を経て、2013年にバンドは再び活動を再開した。2013年には、亡くなったPeter BardensへのトリビュートとしてThe Snow Gooseの新録版も制作している。以降もツアーを継続しており、現在も活動中だ。
Camelの音楽は、プログレッシブ・ロックを土台にしながら、時期によって編成や方向性を変えてきた。初期にはギター、キーボード、フルートを軸にした構成が目立ち、インストゥルメンタル中心の楽曲も多い。The Snow Gooseのように、物語性のある組曲的な作品を残している点も特徴として挙げられる。
また、Mel CollinsやRichard Sinclairの参加以降は、ジャズの要素が強まった時期もあった。Camelは、メンバー交代を重ねながらも、メロディと演奏の両方を重視する姿勢を保ってきたバンドとして語られることが多い。
Camelには、時期ごとに多くのミュージシャンが参加してきた。主な名前を挙げると、以下の通りだ。
Camelは、1970年代の英国プログレを代表するバンドのひとつとして知られている。初期のインストゥルメンタル作品、編成の変化に応じた音楽性の移り変わり、そして長い休止を挟みながらも活動を続けてきた点が、このバンドを語るうえでの大きなポイントになっている。プログレを追っていると、外せない名前のひとつだと言えそうだ。