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The Rolling Stonesは、1962年5月にロンドンで結成されたイングランドのロック・バンドだ。長い活動歴を持ち、ロック史の中でも商業的な成功を収めたグループのひとつとして知られている。1989年にはロックの殿堂入りを果たしている。
バンド名は、ブライアン・ジョーンズが結成時に音楽誌「Jazz News」と話していた際、近くにあったマディ・ウォーターズの「Rollin' Stone」に由来したとされる。ブルースの影響を受けた名前が、そのままバンドの出発点になっている。
初期のThe Rolling Stonesは、ブルースやR&Bを軸にした演奏で注目を集めた。1965年のシングル「(I Can't Get No) Satisfaction」で初の全米1位を記録し、その後も「Paint It Black」「Brown Sugar」「Start Me Up」などの曲をヒットさせている。
アルバムでは、1971年の『Sticky Fingers』以降、全米アルバムチャート1位を8作連続で記録している。1972年の『Exile on Main St.』は、米ローリング・ストーン誌の「500 Greatest Albums of All Time」で高く評価されてきた作品として知られる。
1969年7月3日には創設メンバーのブライアン・ジョーンズが死去し、その2日後には後任のミック・テイラーを迎えた追悼公演がロンドンのハイドパークで行われた。この公演で司会が彼らを「世界最高のロックンロールバンド」と紹介し、その呼び名が広まった。
ジャンルはRock、Blues、Funk / Soul、Folk、World、& Countryにまたがり、スタイルとしてはBlues Rock、Rock & Roll、Classic Rock、Country Rock、Ballad、Pop Rock、Rhythm & Bluesなどが挙げられる。
実際の音作りでは、ブルース由来のギターリフ、リズムを前に出した演奏、アコースティック曲、ロックンロール寄りの曲まで幅がある。Keith Richardsのギター、Mick Jaggerのボーカルとハーモニカを軸に、時期ごとに編成を変えながら活動を続けてきた。
The Rolling Stonesは、グラミー賞を4回受賞し、グラミー生涯功労賞も受けている。2004年には英国音楽の殿堂入りも果たしている。アルバムの世界累計セールスは2億5000万枚を超えるとされ、ツアーでも高い興行成績を記録してきた。
こうした実績を見ると、単に長く続いているだけでなく、レコード、ライブ、チャートの各面で結果を出し続けてきたバンドとして整理できる。60年代のUK盤とUS盤で収録曲や構成が異なる作品も多く、初期ディスコグラフィーを追うだけでも動きの多いバンドだ。
初期のブルース色の強い曲から、70年代以降のチャート上位のヒット曲まで、The Rolling Stonesは時代ごとにロックの記録を重ねてきたバンドだ。作品をたどると、ロック、ブルース、R&Bの要素がどのように交わってきたかが見えてくる。