Mauro Pagani

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Mauro Pagani

Mauro Paganiとは

Mauro Pagani(マウロ・パガーニ)は、1946年2月5日にイタリア・ロンバルディア州キアーリで生まれた作曲家、マルチ・インストゥルメンタリスト、音楽プロデューサー、映画音楽の作曲家だ。ジャンルはRock、Jazz、Folk、World、& Countryにまたがり、スタイルとしてはFusionやAvantgardeに位置づけられている。

PFMでの活動

1970年、ヴァイオリンとフルートを担当する奏者としてPremiata Forneria Marconi(PFM)の結成に参加した。PFMはイタリアン・プログレッシブロックを代表するバンドとして知られていて、Paganiは1970年から1976年まで在籍した。バンドの初期から中期にかけて、音色やアレンジの面で重要な役割を担っていた。

PFM在籍後も、1999年と2003年の記念公演で再共演している。バンドとの関係は、その後も続いていた。

ソロ活動と初期の作品

1970年代半ばにPFMを離れたあと、Paganiはソロ活動へ移った。自身の名を冠したファースト・ソロアルバムには、AREAのDemetrio Stratos、Patrizio Fariselli、Giulio Capiozzo、Ares Tavolazziら、当時のイタリア音楽シーンを代表するミュージシャンが参加している。歌手Teresa De Sioも加わっていて、ソロ作の段階から幅広い人脈を持っていたことがわかる。

Fabrizio De Andréとの協業

Paganiの仕事で特に重要なのが、シンガーソングライターFabrizio De Andréとの共同制作だ。1984年の『Crêuza de mä』では、ジェノヴァ方言の歌詞に、ウードやブズーキなど地中海圏の民族楽器を組み合わせた編曲と演奏を担当した。この作品は、イタリアにおけるワールドミュージックの先駆けとして評価されている。

1990年の『Le nuvole』でもDe Andréと再び組んでいる。Paganiは、ロックやプログレッシブの文脈だけでなく、地中海圏の音楽要素を取り込んだ制作でも存在感を示した。

他アーティストとの仕事とサウンドトラック

その後は、Ornella Vanoni、Roberto Vecchioni、Gianna Nanniniらの人気アーティストとのセッションや共作でも活動している。イタリアのポップス、シンガーソングライター系、ロック系の現場をまたいで関わってきた点が特徴的だ。

映画音楽の分野でも仕事が多く、Gabriele Salvatores監督の『Puerto Escondido』(1992)、『Nirvana』(1997)、『Siberian Education』(2013)などのサウンドトラックを手がけている。『Nirvana』ではDavid di Donatello賞のミュージシャン部門にノミネートされている。

音楽的な特徴

  • ヴァイオリンとフルートを軸にした演奏歴がある
  • PFMではイタリアン・プログレッシブロックの初期を支えた
  • ソロや共作では、ロック、ジャズ、フォーク、民族音楽の要素をまたいで活動している
  • 『Crêuza de mä』では、地中海圏の楽器編成と方言詞の組み合わせに関わっている
  • 映画音楽では、作品ごとに編成や質感を切り替える仕事を続けている

現在までの位置づけ

Mauro Paganiは、PFMのメンバーとしてイタリアのプログレッシブロック史に名前を残しつつ、その後はソロ、共作、サウンドトラックの分野で活動の幅を広げてきた。特にFabrizio De Andréとの仕事は、イタリアのワールドミュージック的な展開を考えるうえで外せないものだ。ロックの出身でありながら、民族音楽や映画音楽にも自然に入っていく動き方が、この人の活動歴にははっきり出ている。

ジャンル・スタイル

Folk, World, & Country Jazz Rock Avantgarde Fusion
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