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Pink Floydは、1965年後半にロンドンで結成されたイングランドのロック・バンドである。初期はサイケデリック・ロックの文脈で注目を集め、その後はプログレッシブ・ロックと呼ばれる流れの中でも語られるようになった。
バンド名は、ピンク・アンダーソンとフロイド・“ディッパー・ボーイ”・カウンシルという2人のブルース・ミュージシャンへの敬意から取られたとされる。
結成前後には、Sigma 6、The Meggadeaths、The Abdabs、The Screaming Abdabs、Leonard's Lodgers、The Spectrum Five、The Tea Set、The Pink Floyd Sound、The Pink Floydといった名称を使っていた。正式な活動の入口は1965年ごろと見てよさそうだ。
初期の中心人物には、Roger Waters、Nick Mason、Richard Wright、Syd Barrett、David Gilmourがいる。特にSyd Barrettが在籍した時期は短いが、バンドの出発点を語るうえで重要な時期として扱われることが多い。David Gilmourは1967年に加わり、その後の展開で大きな役割を担ったと考えられる。
Pink Floydは、哲学的な内容を含む歌詞、音響効果の使用、演奏面での実験、そして大規模なライブ・ショーで知られる。こうした要素が積み重なって、単なるヒット曲のバンドというより、アルバム単位で語られる存在になっていったように見える。
初期には実験性のあるサイケデリック・サウンドが目立ち、その後は曲構成や演出を含めて、より複雑なロック表現へと広がっていった。音の重ね方や効果音の使い方、演奏の展開の作り方に特徴があり、作品ごとに聴きどころが変わるバンドだと言えそうだ。
また、ライブ面でも存在感が強く、音と映像を組み合わせた大規模な公演で知られている。スタジオ作品とステージ演出の両方を含めて評価されやすい点は、Pink Floydの大きな特徴のひとつだろう。
このほか、結成以前には複数のメンバーが出入りしていた。バンドの編成は時期によって変化している。
Pink Floydは、ポピュラー音楽史の中でも商業的成功と影響力の両方で大きな位置を占めるグループとして扱われている。1996年にはロックの殿堂入りも果たしている。
作品の内容だけでなく、録音技術やライブ演出の面でも参照されることが多く、後続のロック・バンドやプログレッシブ・ロックの文脈に少なからず影響を与えたと見られている。