Prelude

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Prelude

Prelude(プレリュード)とは

Preludeは、1970年にイングランド北東部のゲーツヘッドで結成されたフォーク・ロック/ボーカル・ハーモニー・トリオだ。中心となったのは、ブライアン・ヒューム(Brian Hume、ボーカル/ギター)、妻のアイリーン・ヒューム(Irene Hume、ボーカル/オートハープ)、イアン・ヴァーディ(Ian Vardy、ボーカル/ギター)の3人。清廉なアコースティック・サウンドと美しい3声コーラスで知られている。

結成の経緯と初期活動

3人は地元のフォーク・クラブで出会い、1970年にグループを結成した。活動初期は自作曲を中心に、イギリス各地のフォーク・サーキットで演奏を重ねてファンベースを築いていった。

1973年、パイ傘下のドーン・レコード(Dawn Records)から1stアルバム『How Long Is Forever?』を発表。レコーディングは名門ロックフィールド・スタジオで行われた。

代表曲「After the Gold Rush」のヒット

Preludeの名前を一躍世界に知らしめたのは、ニール・ヤング「After the Gold Rush」のア・カペラ・カバーだ。デビュー作の制作中にスタジオで歌っていたこの曲がプロデューサーの目に留まり、シングルとしてリリースされた。

楽器を一切使わず、3人の重層的なア・カペラ・ハーモニーだけで構成されたこのテイクは大きな話題を呼び、1974年に全英チャート21位を記録。さらにアメリカではアイランド・レコードから発売され、Billboard Hot 100で22位まで上昇するスマッシュ・ヒットとなった(1982年には伴奏付きの新録版を発表し、再び全英28位を記録している)。

音楽的な特徴

Preludeの音楽は、アコースティック・ギターやオートハープの温かい響きと、緻密に織り成される3声のハーモニーが最大の魅力だ。ピーター・ポール&マリーやクロスビー・スティルス&ナッシュを彷彿とさせる透明感あふれるボーカル・ワークは、英国フォーク・ロック界でも際立った個性を放っている。

その後の活動と現在

その後も『Dutch Courage』(1974年)、『For the Grown-Ups』(1975年)、『Back into the Instrumental Band』(1976年)といった良質なアルバムを発表。ラルフ・マクテル、ドン・マクリーン、ジョーン・アーマトレイディングらのツアー・サポートを務めるなど、実力派ライブ・グループとして高く評価された。

メンバーチェンジを経ながらもブライアンとアイリーンの夫妻を中心に半世紀以上にわたって活動を継続し、英国フォーク・シーンの誇る名門トリオとして今も愛され続けている。

ジャンル・スタイル

Rock Pop Rock Soft Rock
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